2導体スペーサは2 導体架空送電線路において、電線相互の接触を防止するために電線に取り付ける付属品です。従来は電線把持部本体の形状が複雑であるため、鋳造時に崩壊性砂中子(中空の鋳物を作る際、内部に入れる鋳型)を使用する必要がありましたが、複雑な形状(中空構造等)を廃止し、崩壊性砂中子を使用しない形状に変更した製品です。

最も寄与が大きいライフサイクルプロセス:製造

特長

  • 複雑な形状(中空構造等)を廃止し、産業廃棄物として埋め立て処分をしていた崩壊性砂中子を使用しない形状に変更しました。
  • 3導体以上のスペーサ等他製品との部品共通化,製造ライン共通化を図っています。
  • 施工不良確認機構を改良し、施工信頼性向上を図っています。

用途

  • 架空送電線用製品

2導体用ボルトレススペーサ(環境配慮型)に関するお問い合わせ(古河電工パワーシステムズサイト)