受信機内のキーコンポーネントであるが個別の製品であった偏波ビームスプリッタ(PBS)と光干渉器(コヒーレントミキサー)を、石英系平面光波回路(PLC)を用いてワンチップモノリシック集積し、一体化と小型化を実現した製品です。

最も寄与が大きいライフサイクルプロセス:製造

特長

  • PBSとコヒーレントミキサーの接続部をなくした事により、接続部品(例:偏波保持ファイバ・ファイバブロック・接着剤)・接続コストを削減しました。
  • 接続による光学特性・信頼性の劣化をなくし長期耐久性を向上しました。
  • PLCの特徴である安定した特性再現性により、コヒーレントミキサーにとって重要な特性の1つである、光ポート間の光信号の伝送時間差(スキュー)を最小限に抑え、個体毎の特性ばらつきの小さい、安定で優れた特性を実現しています。
  • 小型化による省スペース化を実現しています。
PBS集積型コヒーレントミキサーの写真

用途

  • デジタルコヒーレント通信システムの受信機

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