【DO!BOOK・ページリンク】
2012_all   36 / 48

BOOKをみる

10秒後にBOOKのページに移動します


当社グループでは、従業員の安全と健康の確保、快適な 作業環境の形成を社会的責任と考え、安全衛生活動に取り 組んでいます。 安全担当役員(CSRO)を委員長とする「全社中央安全衛 生委員会」で、安全衛生管理指針の策定や、各事業所におけ る活動状況の確認、改善指示を行っています。さらに、グ ループ全体で活動内容や災害事例について情報交換する 「安全連結経営連絡会」を設置しています。 また、当社では、各事業所において、労働安全衛生に関する マネジメントシステム(OSHMS)の構築に取り組んでいます。 すでに認証を取得している千葉、平塚、三重に続き、2011年 度には日光事業所が中央労働災害防止協会(JISHA)による マネジメントシステム認証※を取得しました。2012年度は銅 管事業部での取得をめざします。 このほか、安全活動についてのグループ活動発表会を開 催し、優秀な活動を表彰しています。例年、事業所ごとに発 表会を行い、そこで選抜されたグループが参加する全社大 会を開催しており、2011年度は、各事業所から選抜された 13組が全社大会で 発表しました。 フォークリフト安全技能向上大会 フォークリフトでの事故は重篤な災害となることが多く、 また、フォークリフトを使う作業は運転者の技術によるとこ ろが大きいことから、「フォークリフト安全技能向上大会」を 開催し、運転者の安 全意識と運転技術の 向上に取り組んでい ます。2011年度の大 会では、事業所内関 係会社や協力会社も 含めて23名が参加し ました。 また、大会に参加していない作業者も、各事業所において 競技コースを使用した練習を行っています。 労働安全衛生活動 従業員との関わり 社会への取り組み ※ 対象組織のOSHMSが、 JISHAの基準に沿ったも のであることを保証する もの。JISHA方式適格 OSHMS ※1 度数率=(死傷者数/延べ実労働時間)×100万 ※2 グラフ内の「製造業全体」および「全産業」の数値データは、厚生労働省「平 成23年労働災害動向調査」から引用しました。 全社大会 フォークリフト安全技能向上大会 「安全道場」を活用した従業員教育 当社の全製造拠点に、危険体感ができる「安全道場」を設 置しています。道場内には重量物、刃物、高所作業、回転物、 感電など、各種の危険を体感できる教育設備を設け、危険に 対する従業員の感受性向上に役立てています。 相互パトロール 当社では、事業所パトロールを毎月実施し、危険を確認し ています。これに加えて、年1回、他の事業所の安全衛生担 当者による工場点検を実施し、普段とは異なる視点から、見 逃していた危険がないか検証しています。また、この点検 を、良好な活動事例について安全衛生担当者同士が情報交 換する機会としても活用しています。こうした活動を通して、 点検する側・される側の双方で安全衛生活動のレベルを高 めています。 労働災害発生状況 2011年度(2011年1月.12月)の休業災害度数率は、 当社単体では0.49、グループ全体では0.72となりました。 休業災害度数率※ 0 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 0.50 1.00 1.50 2.00 (年度) 古河電工グループ全体製造業全体全産業 0.98 1.77 1.78 0.98 0.30 0.54 0.99 1.85 1.95 1.01 0.25 0.52 1.02 1.83 1.09 0.74 0.65 1.12 1.75 1.62 0.99 0.63 0.27 0.14 1.61 1.62 0.98 0.58 0.37 1.05 0.72 0.49 0.57 0.47 1.90 35 古河電工グループ サステナビリティレポート 2012