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よくあるご質問

光測定器OTDRでの接続損失はなぜ両方向からの測定が必要なのですか?

図1は一方向から測定したOTDRの波形画面の一例で、(1)が融着接続点、(2)、(3)はコネクタ接続の反射点です。(1)のdBの段差は、融着接続した箇所での光パワーの損失となりますが、この段差には融着接続損失以外に後方散乱光の差が含まれています。この後方散乱光の差は、接続される光ファイバ自身がある強さの後方散乱光を持っており、接続部でその差が現れたものです。これらは同一メーカーの光ファイバでも製造ロットにより異なるもので、必ず生じるものです。
したがって、後方散乱光の差をE、融着接続損失をTとすると、

図1:OTDRの波形

(1)の段差Mは M(dB) = T + E

となり、融着接続損失Tを得るために、後方散乱光の差Eを除く必要があることが判ります。

次に実際の計算方法を説明していきます。接続された各光ファイバの後方散乱光の強さをNo.1、No.2、大きさをNo.1<No.2とすると、図2の関係が成り立つことが判ります。

図2:後方散乱光の強さがNo.1<No.2の場合(OTDRは常に左側のファイバ端に接続されています。)

まとめ
図2より融着接続損失Tを得るためにMとM’の平均を取れば良いことが判ります。つまりOTDRで光ファイバ接続部の損失を両方向から測定しないと、本当の融着接続損失は得られないことになります。(後方散乱光の差E は、両方向から測定されたとき、正負が逆ですが大きさが同じなので、平均化すると相殺されます。また、後方散乱光の強さがNo.1>No.2の場合でも、考え方は同じです。)
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