下記の新規機能を追加いたしました。
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(1) |
「proxyDNS」機能をサポートいたしました。 |
proxyDNS機能として,本装置に,中継先DNSサーバのアドレス,ホスト名称などをあらかじめ設定しておくことで,PCのDNSの設定をFITELnet-E20のアドレスにしておけばインターネットに接続することができます。
- ・DNSリレー(proxydnsコマンド)
- 本装置に設定されたDNSサーバに問い合わせをします。PCのDNSの設定は,FITELnet-E20のアドレスにしておきます。リレーする先は,「設定されているアドレス」「すでに中継した内容でキャッシュされている内容」「IPCPで取得したアドレス」から検索します。
- ・簡易DNS(proxydnshostsコマンド)
- あらかじめホスト名とIPアドレスのリストを登録しておきます。PCのDNSの設定は,FITELnet-E20のアドレスにしておきます。本装置宛のDNS要求に対して,装置内に登録情報があればそれを,またすでに中継した内容でキャッシュされている内容があればそれを応答として返します。
- ・代理DNS(proxydnsserverコマンド)
- あらかじめドメイン名とIPアドレスのリストを登録しておきます。PCのDNSの設定は,FITELnet-E20のアドレスにしておきます。本装置宛のDNS要求に対して,装置内に登録情報を応答として返します。またDNSサーバからの応答の内容を装置内にキャッシュします。
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(2) |
マイラインプラス契約をしている場合,登録時業者以外の識別番号(00AB)を付加して発信した場合に,固定優先登録された事業者(00XY)に接続するよう液晶ディスプレイに表示されるようにいたしました。
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|マイラインプラス |
|00XYニハッシンシマス |
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5秒後には実際に付加した電話番号(00AB)の表示に切り替わりますが,実際には固定優先登録された番号(00XY)で接続されています。
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|ハツ PPP |
|00AB******** |
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下記の問題点を改修いたしました。
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(1) |
いくつかのWEB設定画面,コマンドのUsageの中の誤記,スペルミス等を修正いたしました。 |
(2) |
RIPを90件以上受けた状態で回線を接続すると,設定されているデフォルトルートが消えてしまうという不具合を改修いたしました。
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(3) |
FITELnet-E20をアクセスサーバとした場合に,PIAFS接続に関する以下の問題点を改修いたしました。
- ● PIAFS64で着信できない。
- ● 一度PIAFS64(ベストエフォート)で着信するとPIAFS32で着信ができない。
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