下記の新規内容に対応いたしました.
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(1) |
syslog機能において,送信するsyslogの送信元アドレスは,従来は装置のsyslog送出インタフェースアドレスでしたが,装置のLANアドレスも指定できるようになりました. |
(2) |
冗長構成の動作状態をvlogに表示できるようになりました.以下2つの状態を表示できます.
- Layer3障害が発生し,バックアップ経路に切り替わった状態.
- Layer3障害が復旧し,メイン経路に戻った状態.
「vlog」の内容は以下になります.
- ttt llllllll eeeeeeee Backup routing Start dst=xxx.xxx.xxx.xxx
バックアップ回線にてルーティングを開始した
xxx.xxx.xxx.xxxは,メインルータがLayer3障害と判定したLayer3監視パケットの送信先IPアドレス
- ttt llllllll eeeeeeee Backup routing End dst=xxx.xxx.xxx.xxx
バックアップ回線でのルーティングを終了した
xxx.xxx.xxx.xxxは,メインルータがLayer3障害と判定したLayer3監視パケットの送信先IPアドレス
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(3) |
snmpエージェント機能において,パケットの送信元アドレスは,従来は装置の送出インタフェースアドレスでしたが,装置のLANアドレスも指定できるようになりました. 対象コマンド:manager |
(4) |
装置(コンソール)からpingする場合,ソースアドレスは従来WANインタフェースのアドレスでしたが,今回LANインタフェースのアドレスとする設定を追加いたしました. 対象コマンド:ping |
(5) |
syslog機能において,vlogの送信をISDN回線の接続契機にするかしないかを,設定できるようになりました. 対象コマンド:syslogcontrol |
(6) |
presharedkeyが設定されている場合に,displayコマンドで設定一覧を表示させる際,vpnpeerコマンドで“key=”と表示するようになりました.実際のpresharedkey内容は表示されません.
presharedkeyが設定されていない場合は,従来通り“key=”は表示されません.
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下記の問題点を改修いたしました.
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(1) |
Dchパケット通信中に,網障害などにより異常切断した場合,それ以降Dchパケット通信ができなくなる場合がある. |
(2) |
ナンバーディスプレイ機能で、電話番号が正常に表示されない場合がある. |
(3) |
dateコマンドにおいて,「?」オプションで一度ヘルプを表示すると,次にコンソールからオプションなしで打ってもヘルプが表示されてしまう. |
(4) |
Dchパケット通信において,dchpaket paketlen=256 に設定すると通信ができない. |
(5) |
WEB画面の「便利な設定」→「ISDN回線の接続が可能なパケット」の指定で,設定されているデータを変更して送信し,確認画面から「戻る」ボタンで戻り(再読込みはしない),登録されているレコードを修正して送信を押すと,元のレコードは変更されずに新しいレコードが出来てしまうことがある. |
(6) |
FITELnet-F40/E30の冗長構成にて,FITELnet-F40が正常状態でFITELnet-E30が起動すると,以下の条件を満たしたときFITELnet-E30がISDN発呼動作をしてしまう.
- FITELnet-E30のインターフェース(ISDN)がaddr=固定IP
- FITELnet-E30がVPN設定,FITELnet-E30のvpnselectorのretrynego=on
- FITELnet-F40が正常状態でFITELnet-E30が起動
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(7) |
WEB画面の「便利な設定」→「ISDN回線の接続が可能なパケット」の指定で,ポート番号範囲の入力を省略できない. |
(8) |
unicastrip・manager・pathchktableコマンドのヘルプ表示の記述に間違いがある.
- unicastrip
誤:srcaddr=[normal|lanaddr]
正:srcaddr={normal|lanaddr}
- manager,pathchktable
誤:srcipaddr=[normal|lanaddr]
正:srcipaddr={normal|lanaddr}
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その他,いくつかの不具合を改修いたしました.
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