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設定例


5.UPnPの設定(IP電話) 
※市販のVoIPアダプタを使用します。
※F100のファームウェアはV01.09以降が必要です。


<プロバイダより割り振られたアドレス(アドレスは一例です)>
F100側 200.200.200.1

センタ
!
!
! LAN側IPアドレスを設定します。
!
Router> enable
Enter password: super ←パスワードを入力します。(実際は表示されない)
!
! 基本設定モードに移行します。
!
Router#
Router# configure terminal
Router(config)#
!
! LAN1インタフェース設定モードに移行します。
!
Router(config)# interface lan 1
Router(config-if lan 1)# ip address 192.168.1.254 255.255.255.0
Router(config-if lan 1)# exit
!
!
! PPPoE1インタフェース設定モードに移行します。
!
Router(config)# interface pppoe 1
Router(config-if pppoe 1)#
!
! 
! PPPoEの各種設定をします。
!
Router(config-if pppoe 1)# pppoe server FLETS
!                                         サーバ名称は任意
Router(config-if pppoe 1)# pppoe account abc012@***.***.ne.jp xxxyyyzzz
!                                           アカウントID            パスワード
Router(config-if pppoe 1)# pppoe type host ※1
Router(config-if pppoe 1)# ip address 200.200.200.1 ※2
!
! 
! NAT+の設定をします。
!
Router(config-if pppoe 1)# ip nat inside source list 1 interface
!                                                           インタフェース(PPPoE)のIPアドレスでNAT+変換
Router(config-if pppoe 1)# exit
!
!
! access-list にNAT+変換前アドレス(LAN側アドレス)を登録します。
!
Router(config)# access-list 1 permit 192.168.1.0 0.0.0.255
!
!
! DHCPサーバ機能を有効にします。
!
Router(config)# service dhcp-server
!
!
! 代理DNSサーバ機能を有効にします。
!
Router(config)# proxydns mode v4
!                         IPv4にて使用
!
! 代理DNSサーバ機能のキャッシュの設定をします。
!
Router(config)# proxydns default cache-time off ※3
!                                               名前解決の結果をキャッシュしない
!
! UPnP関連を設定します。
!
Router(config)# upnp-server enable
!                             UPnP機能有効
Router(config)# upnp-server access-group 1
!                             UPnPの対象となるaccess-listを指定
Router(config)# upnp-server target-interface pppoe 1
!                             UPnPを使用するインタフェースを指定
!
! LAN側にDHCPで広告する情報を設定します。
!
Router(config)# ip dhcp pool lan1
Router(config-dhcp-pool)# dns-server 0.0.0.0
!                                      F100自身を広告
Router(config-dhcp-pool)# default-router 0.0.0.0
!                                           F100自身を広告
Router(config-if pppoe 1)# exit
!
!
! デフォルトルートをPPPoE1に設定します。
!
Router(config)# ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 pppoe 1
!
!
Router(config)# end
Router# save SIDE-*.cfg ←*には、保存したい面に応じて、A・Bのどちらかを入れる
% saving working-config

% finished saving

※1:OCN ADSLアクセス IP8/IP16「フレッツ」プランのような複数のアドレスを割り当てられる
   契約の場合は、"pppoe type lan"と設定します。
※2:OCN ADSLアクセス IP8/IP16「フレッツ」プランのような複数のアドレスを割り当てられる
   契約の場合は、指定されたIPアドレスに+1したアドレスを設定します。
   例えば、200.200.200.48/29 を割り当てられた場合は、200.200.200.49を設定します。
※3:V01.09のファームウェアでは、UPnP機能とDNSキャッシュ機能を併用できませんので、
   offにする必要があります。V01.10以降のファームウェアでは、併用できるようになりましたので、
   このコマンドを書く必要はありません。


拠点


※ご使用の機器により名称が異なる場合がございます。
 その際は適時読み換えてください。
※VoIPアダプタの設定手順詳細は、機器のメーカまでお問い合わせください。

PPPoE設定                     イーサネットモード
IP設定                        ダイナミック        (F100から割り当てられます)
ルータ/アダプタ               アダプタモード
UPnP                          使用する

SIPサーバ                     voip.***.ne.jp      (ISPより発行されます)
SIPサーバポート番号           5060                (ISPより発行されます)※一般的に5060番
レジスタサーバ                voip.***.ne.jp      (ISPより発行されます)
レジスタサーバポート番号      5060                (ISPより発行されます)※一般的に5060番
SIPドメイン                   ***.ne.jp           (ISPより発行されます)
ユーザ名                      *****               (ISPより発行されます)
パスワード                    *****               (ISPより発行されます)
IP電話番号                    050****++++         (ISPより発行されます)
市外局番                      03                  (設置する地域に合わせます)


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