以下の現象が起きた場合に電子メールで通知するどうかを設定します。
・不正アクセスがあった場合
・時刻指定リセット機能により装置の再起動が起こった場合
・ISDN自動切断機能が作動もしくは警告状態になった場合
Router(config)# mail
パラメータはありません。
電子メールによる通知を行ないません。
FITELnet-F1000では、TELNETまたはFTPによりログインされる場合に、規定回数以上パスワード誤りが発生した場合、不正アクセスと判断します。
FITELnet-F1000では、FTPで"RESETAT"ファイルを送ることにより、"RESETAT"ファイル内に記載されている指定時刻に装置を再起動することができます。
例)
2003.4.1 12:00:00にSIDE-Aのファームウェア/SIDE-Aの設定ファイルで起動する場合
↓
RESETATファイルに、以下のように記述して、FITELnet-F1000にFTPで送信する
reset at 12:00 1 Apr 2003 SIDE-A.frm SIDE-A.cfg
FITELnet-F1000では、ISDN回線に関して、異常課金を防ぐ機能として、連続接続を許容する時間・1時間あたりに発信できる許容回数を指定し、指定時間/回数以上の呼確立がある場合は、呼確立を停止する機能があります。
この状態になった(作動)場合および規定時間/回数の90%を超えた(警告)場合に、電子メールで通知します。
【不正アクセスの場合】
Subject:[RAAS] Illegal Connect Request on FITELnet-F1000(装置のIPアドレス)
SysDescr 装置名称 バージョン IP Address 装置のIPアドレス Application 不正アクセスを検知したアプリケーション Sender 不正アクセスを行なったホストのIPアドレス Time 不正アクセスを受けた時間
【時刻指定リセット機能の場合】
Subject:[RAAS] Auto Reset on FITELnet-F1000(装置のIPアドレス)
SIDE-A/SIDE-B SIDE-A.frm、SIDE-B.frmの情報
VALID/INVALID:使用可能/仕様不可(壊れている)
ACTIVE/INACTIVE:使用中のファームウェア/待機中のファームウェア
各ファームウェアのバージョン情報SIDE-A/SIDE-B SIDE-A.cfg、SIDE-B.cfgの情報
ACTIVE/INACTIVE:使用中の設定情報/待機中の設定情報
LAST SAVE:最後に保存された日時reset at 次に起動する時間・適用ファームウェア・適用設定情報
なお、電子メールの差出人(From:)は、いずれのケースでも、"Router Auto Administration System"となります。
基本設定モード