どのような中継パケットに対して、冗長機能を適用するかを指定します。
FITELnet-F120の冗長機能により、指定した相手に対して定期的に経路監視を行い、メイン経路−バックアップ経路の制御を行ないますが、その制御に適用させる中継データを指定する必要があります。
また、このコマンドで、メイン経路インタフェース、バックアップ経路インタフェース(接続相手)も指定します。
このコマンドで、中継データ(宛先IPアドレス範囲)と、L3監視相手の組み合わせを指定します。
L3監視相手は、layer3check-listコマンドで指定します。
Router(config)#redundancy
Router(config-redundancy)# pathfilter-list 192.168.100.0 255.255.255.0 layer3check-list 1 1st pppoe 1 2nd pppoe 5
Router(config)#redundancy
Router(config-redundancy)# pathfilter-list 192.168.150.0 255.255.255.0 layer3check-list 2 1st pppoe 1 2nd dialer 1
Router(config)#redundancy
Router(config-redundancy)# pathfilter-list 192.168.200.0 255.255.255.0 layer3check-list 2 1st pppoe 1 2nd router-group
pathfilter-list <IPアドレス> <ネットマスク> layer3check-list <L3チェックリスト番号> 1st <インタフェース名> 2nd { <インタフェース名> | router-group }
パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値 IPアドレス 冗長機能の対象となるデータの宛先IPアドレスを設定します。 IPv4アドレス形式 省略不可 ネットマスク 冗長機能の対象となるデータの宛先IPアドレスを範囲指定するためのネットマスクを設定します。 IPv4アドレス形式 省略不可 L3チェックリスト番号 pathcheck-listコマンドで設定したL3監視パケットの宛先を、番号で指定します。 - 省略不可 インタフェース名 1stで指定するインタフェース名は、メイン経路のインタフェースを指定します。
バックアップにFITELnet-F120のインタフェースを使用する場合に、2ndでインタフェースを指定します。インタフェース名形式 省略不可 router-group ルータグループ化機能を使用している場合に、他の装置でバックアップを行なう場合は、router-groupを指定します。 router-group 省略不可
冗長機能は使用できません。
冗長機能設定モード