priority preference

802.1p値、dscp値の両方を優先データとして動作するパケットとして指定した場合に、どちらを優先するかを設定します。

refreshコマンド後に有効になるコマンドです。


設定例1 LAN側物理ポート2でL2 QoS動作を行う際にdscp値を優先する

Router(config)#line lan
Router(config-line lan) priority 2 preference dscp


コマンド書式

priority {<1-10>|host} preference {dscp|802.1p}


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
<1-10>|host L2 QoSを物理ポート毎に動作させるか、内部ポートで動作させるかを指定します。

1〜10 物理ポートで動作させる
host 内部ポートで動作させる
1〜10
host
省略不可
dscp|802.1p クラシフィケーションする際にどちらを優先するか指定します。 dscp
802.1p
省略不可
※:LANポートの場合は1〜10、EWANポートの場合は1〜2を指定します。


この設定を行わない場合

802.1p値を優先します。


設定モード

Ethernet設定モード

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