ipsec transform-keysize

CHILD SAのネゴシエーションで使用するAESの鍵長を指定します。
各パラメータの値を<鍵長の下限値> ≦ <優先する鍵長> ≦ <鍵長の上限値>となるように設定してください。
refreshコマンド後に有効になるコマンドです。

IKEv2専用コマンド
V01.04(00)以降サポート

設定例1 鍵長名(v2key)、鍵長の下限値(128)、提案する鍵長(192)、鍵長の上限値(256)とする

Router(config)#ipsec transform-keysize v2key esp-aes-cbc 128 256 192


コマンド書式

ipsec transform-keysize <鍵長名> esp-aes-cbc <鍵長の下限値> <鍵長の上限値> <Initiator時に提案する鍵長>


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
鍵長名 設定する鍵長属性の名称を指定します。 16文字以内の英数字 省略不可
鍵長の下限値 Responder時に、受け入れるAESの鍵長の最小値を指定します。これより短い鍵長でのネゴシエーションを受けた場合は、エラーとなります。 128
192
256
省略不可
鍵長の上限値 Responder時に、受け入れるAESの鍵長の最大値を指定します。これより長い鍵長でのネゴシエーションを受けた場合は、エラーとなります。 128
192
256
省略不可
Initiator時に提案する鍵長 Initiator時の提案で最優先のAES 鍵長を指定します。 128
192
256
省略不可


この設定を行わない場合

以下の値で動作します。
・鍵長の下限値:128
・鍵長の上限値:256
・優先する鍵長:128


設定モード

基本設定モード

トップページへ