keepalive-icmp source-interface

SAが接続されているかどうかの確認を行なうためのKeepAliveをICMPで行なう場合に、KeepAliveパケットの送信元インタフェースのIPアドレスを設定します。
宛先をVPNピア、送信元IPアドレスを送信するインタフェースのIPアドレスとする場合は、このコマンドを設定する必要はありません。

KeepAliveにより、SAが使用できない状態になった場合は、SAを解放します。
refreshコマンド後に有効になるコマンドです。

IKEv2専用コマンド
V01.04(00)以降サポート

設定例1 ICMPのKeepAliveパケットの送信元アドレスにLANインタフェースのIPアドレスを使用する

Router(config)#crypto ikev2 policy 1
Router(config-ikev2)#keepalive-icmp source-interface lan 1


コマンド書式

keepalive-icmp source-interface <インタフェース名 >


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
インタフェース名 ICMPのKeepAlive送信する際の、送信元アドレスに使用するインタフェースアドレスを指定します。 lan 1
ewan 1
loopback 1〜16
vlanif 1〜16
省略不可


この設定を行わない場合

keepalive icmpが設定されている場合、送信元IPアドレスは実際にパケットを送信するインタフェースのIPアドレスになります。


設定モード

IKEv2ポリシー設定モード

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