self-identity

VPNピアを識別するために通知するIdentityを設定します。

refreshコマンド後に有効になるコマンドです。

IKEv2専用コマンド
V01.04(00)以降サポート

設定例1 VPNピアを識別するために通知するIdentityに自装置のアドレス(192.168.1.1)を使用する

Router(config)#crypto ikev2 policy 1
Router(config-ikev2)#self-identity address 192.168.1.1


コマンド書式

self-identity {address <IPアドレス>|fqdn <ホスト名>|user-fqdn <ユーザ名>}


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
本装置のIPアドレス 本装置のIdentityをIPアドレス形式で指定します。 IPv4アドレス形式
IPv6アドレス形式
省略不可
ホスト名 本装置のIdentityをFQDN形式で指定します。 最大64文字の英数字 省略不可
ユーザ名 本装置のIdentityをUser-FQDN形式で指定します。 最大64文字の英数字 省略不可


この設定を行わない場合

VPNピアと通信するインタフェースのIPアドレスを利用します。


設定モード

IKEv2ポリシー設定モード

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