alive

ICMP-KeepAlive機能を使用する場合のタイマ値/送信回数等を設定します。

IKEv1/IKEv2共通コマンド

設定例1 1回のKeepAliveで4つのICMPを送信し、そのうち3つ以上応答が無かった場合にSAの障害とみなす

Router(config)#crypto security-association
Router(config-crypto-sa)#alive count 4 3


設定例2 1回のKeepAliveで4つのICMPを送信し、そのうち3つ以上応答が無い状態が3回以上続いた場合にSAの障害とみなす

Router(config)#crypto security-association
Router(config-crypto-sa)#alive count 4 3 fail 3


設定例3 ICMPのKeepAliveのタイムアウト時間を3秒とする

Router(config)#crypto security-association
Router(config-crypto-sa)#alive timeout 3


設定例4 ICMPのKeepAliveを60秒間隔で送信する

Router(config)#crypto security-association
Router(config-crypto-sa)#alive freq 60


コマンド書式

alive count <ICMP送信数> <ICMP失敗数> [fail <ICMPリトライ回数>]
alive freq <送信間隔> [degraded-freq <送信間隔>]
alive timeout <timeout時間>


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
ICMP送信数 1回のKeepAliveで送信するICMPの数を設定します。 1〜15 省略不可
ICMP失敗数 1回のKeepAliveで送信したICMP数のうち、何個応答を受け取れなかった時に監視失敗と判定するかを設定します。 1〜15 省略不可
ICMP連続失敗回数 何回連続してICMP監視に失敗したらSAの障害と判定するかを設定します。 1〜10 1
送信間隔 正常時のICMP KeepAliveの送信間隔(秒)を設定します。 5〜1000 省略不可
degraded-freq <送信間隔> リトライ時のICMP KeepAliveの送信間隔(秒)を設定します。 5〜1000 60
timeout時間 ICMP KeepAliveの応答待ち時間(秒) 3〜60 省略不可


この設定を行わない場合

ICMP送信数 4回
ICMP失敗数 3回
ICMP連続失敗回数 1回
送信間隔 60秒 
degraded-freq送信間隔 60秒
timeout時間 3秒


設定モード

IPsec各種設定モード

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