source-interface

IPsecトンネルを確立するIPアドレスが設定されているインタフェース番号を指定します。受信した IKEパケットの宛先IPアドレスが一致しない場合は該当IKEポリシーを使用しません。
source-interface指定を使用する際は、全てのポリシーに設定してください。

VRIDを指定することにより、VRIDにマッチするVRRPアドレスを使用します。この時、VRRPステータスがMaster以外では、IKEパケットの送信を行ないません。また、SAを張っている状態でVRRPステータスが、Master 以外に遷移した場合、PhaseI,II SAの削除を行います。

refreshコマンド後に有効になるコマンドです。

IKEv1専用コマンド

設定例1 送信元アドレスをEWAN 1インターフェースのアドレスに変更して送信する

Router(config)# crypto isakmp policy 1
Router(config-isakmp)# source-interface ewan 1


コマンド書式

source-interface <インタフェース名> [ VRID ]


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
インタフェース名 IPsecトンネルを確立するIPアドレスとして、設定したインタフェースのIPアドレスを使用します。 ewan 1
vlanif 1〜16
loopback 1〜16※1
省略不可
VRID IPsec トンネルを確立するIPアドレスとして、設定したインタフェースの<VRID>にマッチするVRRPアドレスを使用します。 1〜254 VRRPアドレスを使用しません。
※1 設定範囲 loopback 1〜16は V01.11(00)以降サポート


この設定を行わない場合

VPNピアと通信するインタフェースのIPアドレスを送信元アドレスとします。


設定モード

IKEポリシー設定モード

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