server-private

RADIUSサーバの IP アドレス、使用するポート番号、共有シークレットを設定します。
指定したサーバが有効になるのは、設定順の上位 3エントリとなります。
複数の設定がある場合は、設定した順番で問い合わせを行い、許可(Accept)の応答があった場合は、以降のサーバへの問い合わせは行いません。


refreshコマンド後に有効になるコマンドです。

V01.10(00)以降サポート

設定例1 192.168.10.1 のRADIUS サーバ(共有シークレット:secret )を登録する

Router(config)#aaa group server radius Radius-A
Router(config-sg-radius)#server-private 192.168.10.1 key secret


コマンド書式

server-private {<RADIUSサーバアドレス>} [auth-port <UDPポート番号>] key <共有シークレット> [{secret|private} [encrypted]]


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
RADIUSサーバアドレス RADIUS サーバを指定します。 IPv4アドレス形式
IPv6アドレス形式
省略不可
UDPポート番号 RADIUS サーバが使用するUDP ポート番号を指定します。 1〜65535 1812
共有シークレット RADIUS サーバとの暗号キーを指定します。 最大254文字以内の英数字 省略不可
secret | private パスワードを暗号化する際に共有暗号鍵を使用するか、装置固有暗号鍵を使用するかを指定します。
secret 暗号化する際に共有暗号鍵を使用する
private 暗号化する際に装置固有暗号鍵を使用する
secret
private
パスワードを暗号化しません
encrypted パスワードを暗号化処理するかどうかを設定します。
このオプションを付加することにより、パスワードは暗号化済みと判定されます。
secretまたは、privateと組み合わせて使用するため、secret、privateの指定が無い場合は、encryptedを指定することは出来ません。
encrypted 暗号化データとして扱いません


この設定を行わない場合

Radius認証を行えません。


注意事項

F60Wにおいて、有線と無線で動的MACアドレスフィルタ機能を使用することは保証対象外といたします。


設定モード

RADIUSサーバ設定モード

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