neighbor soft-reconfiguration inbound

ネイバから受信した経路情報をルーティングテーブルとは別に保持しておく場合に指定します。
通常のBGPでは、BGPピアに対して、UPDATEメッセージを再度送付してもらうメカニズムはありません。
このコマンドを指定することにより、BGPピアからのUPDATEメッセージにより取得した経路情報を保管しておくことができます。
なお、Route-Refreshケイパビリティを使用すると、UPDATEメッセージの再送を要求することができます。

refreshコマンド後に有効になるコマンドです。

設定例1 BGPピア(3ffe:200::1)からのUPDATEメッセージの内容を保持する

Router(config)#address-family ipv6 unicast
Router(config-af ipv6 unicast)# neighbor 3ffe:200::1 soft-reconfiguration inbound


コマンド書式

neighbor <BGPピアのアドレス> soft-reconfiguration inbound


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
BGPピアのアドレス BGPピアのアドレスをIPv4または、IPv6アドレス形式で指定します。 IPv4アドレス形式
IPv6アドレス形式
省略不可


この設定を行わない場合

経路情報をルーティングテーブルとは別に保持しません。
この状態でclear bgp soft in コマンドを事項した場合は、route-refreshを送信し相手から再度UPDATEを受信します。


設定モード

アドレスファミリー設定モード

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