forced disconnect cumulative-time

1ヶ月で許可する累積許容時間を指定します。
累積許容時間がここで設定した値を超えた場合は、現在接続中であれば切断し、以降の発信動作を停止します。
mail toコマンドを設定することにより、プレアラート値に到達した時、および設定時間を超えた時にメールで通知することができます。
calender setコマンドや、SNTP機能により、現在時刻の内容に、月が進む変更があった場合は、課金リミッタの状態を初期化します。

 ・毎月1日の0:0:0に、課金リミッタ情報はクリアされます。
  その際、発信が制限されている状態も解除されます。
 ・現在の状況は、show limiter cumulative-time statusコマンドで確認できます。
 ・発信が制限されている場合は、clear forced disconnect cumulative-time modemで解除することができます。

refreshコマンド後に有効になるコマンドです。
※回線接続中に設定を変更してrefreshした場合、タイマはそのまま保持されます。
  また、強制切断のタイマが設定値を超えていた場合、接続は強制的に解除されます。


設定例1 1ヶ月の累積許容時間を2000分に制限する

Router(config)#interface modem 1
Router(config-if modem 1)#forced disconnect cumulative-time 2000


コマンド形式

forced disconnect cumulative-time <累積許容時間> [プレアラート値 | warning-only]


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
累積許容時間 1ヶ月の接続累積許容時間(分)を設定します。

offを指定することで制限を無効にします。
60〜2400
off
省略不可
プレアラート値 設定した累積許容時間に対して、警告を発する値(単位:%)を設定します。 1〜99 設定値の90%で警告状態となります。
warning-only warning-onlyを指定することで、累積許容時間を超えた場合にログを残しますが、回線は接続されたままになります。 warning-only


この設定を行わない場合

累積許容時間を制限しません。


設定モード

モデムインタフェース設定モード


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