vlan-id

トンネルインタフェースをEtherIP,L2TPv3で使用する場合で、かつ該当するインターナルブリッジでMACアドレス学習による中継を行う場合、該当トンネルインタフェースで取り扱うVLAN-IDを設定します。
anyとした場合は全VLAN-IDを該当トンネルインタフェースで取り扱います。

MACアドレス学習に関しても、ここで指定したVLAN-IDのもの以外のフレームでは、MACアドレス学習しません。
ただし、ここで指定したVLAN-IDでないスタティック登録については有効となります。


refreshコマンド後に有効になるコマンドです。


設定例1 トンネルインタフェースで取り扱うVLAN-IDを1とする

Router(config)#interface tunnel 1
Router(config-if tunnel 1)# vlan-id 1


コマンド書式

vlan-id {<VLAN-ID値> | any}


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
VLAN-ID値 トンネルインタフェースをEtherIP,L2TPv3で使用する場合で、かつ該当するインターナルブリッジでMACアドレス学習による中継を行う場合に、該当トンネルインタフェースで取り扱うVLAN-IDを指定します。 0〜4094 省略不可
any 全VLAN-IDを該当トンネルインタフェースで取り扱います。 any 省略不可
※パラメータ anyはV01.08(00)以降サポート


この設定を行わない場合

トンネルインタフェースでは、VLAN-IDのフレームを中継しません。


設定モード

トンネルインタフェース設定モード

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