set encap ipv6 traffic-class

アクションとして、カプセル化するIPv6ヘッダに対するマーキングを設定します。
出力インタフェースがトンネルインタフェースでかつOuterがIPv6の場合に、カプセル化するIPv6ヘッダのtraffic-classを指定した値にマーキングします。
対象パケットがIPv6パケットではなかった場合、本設定は無視されます。traffic-classとdscpとは排他となります。
コンフィグ読み込み側での処理とし、dscpが設定されている場合はdscp設定が優先されtraffic-classの設定は無効になります。
dscpが設定されていない場合のみtraffic-classの設定が有効になります。
本設定は outputのQoSでのみ指定する事ができます。

refreshコマンド後に有効になるコマンドです。

V01.10(00)以降サポート

設定例1 カプセル化するIPv6ヘッダに対するマーキングとして、traffic-classの値を5に設定する。

Router(config)#action-map stream-action
Router(config-action-map)#set encap ipv6 traffic-class 5


コマンド書式

set encap ipv6 traffic-class {<traffic-class-value>|<copy>}


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
traffic-class-value traffic-class-valueを設定します。 0〜255 省略不可
copy マーキング設定があった場合でも、innerの元データの値をコピーします。 copy 省略不可


この設定を行わない場合

マーキングは行なわれません。


設定モード

アクションマップ設定モード

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