digest type

L2TPの認証で使用するDigestに関する設定をします。

refresh コマンド後に有効になるコマンドです。

V01.02(00)以降サポート

設定例 L2TPの認証で使用するDigestのアルゴリズムを"md5"、パスワードを"F60-pass"にする

Router(config)#l2tp profile 1
Router(config-l2tp-profile 1)#digest type md5 F60-pass


コマンド書式

digest type <アルゴリズム> <パスワード> [{secret | private} [encrypted]]


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
アルゴリズム digestのアルゴリズムを指定します。
L2TPv2の場合は常にmd5を使用します。
md5
sha1
省略不可
パスワード digestのパスワードを設定します。 最大64文字の英数字 省略不可
secret | private パスワードを暗号化する際に共有暗号鍵を使用するか、装置固有暗号鍵を使用するかを指定します。※1
secret 暗号化する際に共有暗号鍵を使用する
private 暗号化する際に装置固有暗号鍵を使用する
secret
private
パスワードを暗号化しません
encrypted パスワードを暗号化処理するかどうかを設定します。
このオプションを付加することにより、パスワードは暗号化済みと判定されます。※2
secretまたは、privateと組み合わせて使用するため、secret、privateの指定が無い場合は、encryptedを指定することは出来ません。
encrypted パスワードを暗号化データとして扱いません
※1:このオプションは、設定するとすぐに有効となり、パスワードが暗号化されて表示されencryptedオプションが自動的に付加されます。
※2:パスワードが既に暗号化済みの場合は、このオプションを指定する必要があります。


この設定を行わない場合

L2TP認証を使用しません。


設定モード

L2TPプロファイル設定モード(L2TPv2/L2TPv3で有効)

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