distribute-list

OSPFのLSAの送信において、access-list(standard)で設定したアドレスを用いてフィルタをかけます。


設定例1 LSA送信時に、アクセスリスト番号1に対してkernelをフィルタリング対象とする

Router(config)#router ospf
Router(config-ospf)#distribute-list 1out kernel


コマンド書式

distribute-list <access-list-number>out [LSA送信フィルタ]


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
access-list-number LSA送信時にフィルタを行うアドレスをアクセスリスト番号で指定します。 0〜4294967295 省略不可
LSA送信フィルタ OSPFのLSAを送信する際のフィルタを選択します。

kernel kernelをフィルタリング対象とします。
connected connectedをフィルタリング対象とします。
static staticをフィルタリング対象とします。
rip ripをフィルタリング対象とします。
bgp bgpをフィルタリング対象とします。
kernel
connected
static
rip
bgp
全てをフィルタリング対象とします。


この設定を行わない場合

LSAの送信時にフィルタを行いません。


設定モード

OSPFサービス設定モード


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