disable

disableコマンドを設定することにより、データ通信端末に問題が発生した場合に行うモデムの初期化や、データ通信端末の初期化を行っても復旧しない場合の装置リセットを抑制することができます。

refreshコマンド後に有効になるコマンドです。


設定例1 データ通信端末の初期化、装置のリセットを行わない

Router(config)#interface modem 1
Router(config-if modem 1)#disable modem-reset system-reset


コマンド書式

disable <初期化抑制項目>


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
初期化抑制項目 抑制したい初期化およびリセット処理を指定します。
パラメータをスペースで区切り(modem-reset system-reset)入力することにより、データ通信端末の初期化および、装置のリセット処理の両方を停止することも可能です。
modem-reset データ通信端末の初期化を実施しません。
system-reset データ通信端末の初期化を実施してもデータ通信端末が復旧しない場合の装置リセットを実施しません。
modem-reset
system-reset
省略不可


この設定を行わない場合

データ通信端末に問題が発生した場合にモデムを初期化します。
また、データ通信端末の初期化を行っても復旧しない場合に装置リセットを行います。


設定モード

モデムインタフェース設定モード

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