イベントアクションとして装置をリセットします。
ただし、以下の状況の場合は、装置リセットが実施されません。
・起動ファームウェアが正常でない場合
・起動ファームウェアを書き換えている場合
・起動コンフィグを書き換えている場合
・boot firmware/configuration コマンドを実行中
・編集中のコンフィグが、saveコマンドで保存されていない場合
また、以下の状況の場合は、一定時間経過後強制的に装置リセットが実施されますので注意してください。
この時間は、condition-waitオプションで設定します。
・起動面でないファームウェアが正常でない場合
・起動面でないファームウェアを書き換えている場合
・起動面でないコンフィグが書き換えられている場合
・FTPおよびSCPのセッションが確立している場合
なお、本イベントがActivateになってから、指定時間後に装置リセット動作を実施させることができます。
この時間はaction-delay オプションで設定します。
このアクションは、イベントがTrueに変化したときに有効とします。
FLASH領域更新中は装置リセットを行わず、更新が終了するのを待ってから装置をリセットします。
refreshコマンド後に有効になるコマンドです。
Router(config)#event-action 1
Router(config-event-action 1)# reset system action-delay 120 condition-wait 20
reset system [action-delay <遅延時間>] [condition-wait <待機時間>]
パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値 遅延時間 装置がリセット可能かチェックを開始するまでの時間(単位:秒)を指定します。 0〜2000000 180秒 待機時間 装置がリセット可能かチェックが開始されてからリセットするまでの時間(単位:秒)を指定します。 30〜2000000 600秒
イベントアクションとして装置をリセットしません。
イベントアクション設定モード