neighbor update-source

BGPセッションの確立(OPENメッセージ)の際、BGPの送信元アドレスに割り当てるIPアドレスを指定するために、インタフェースを指定します。

refreshコマンド後に有効になるコマンドです。


設定例1 BGPピア(10.0.0.1)とのBGPパケットの送信元アドレスに、PPPoE1のアドレスを利用する

Router(config)# router bgp 100
Router(config-bgp)#neighbor 10.0.0.1 update-source pppoe 1


設定例2 BGPピア(3ffe:200::1)とのBGPパケットの送信元アドレスに、PPPoE1のアドレスを利用する

Router(config)# router bgp 100
Router(config-bgp)#neighbor 3ffe:200::1 update-source pppoe 1


コマンド書式

neighbor <BGPピアのアドレス> update-source <インタフェース名>


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
BGPピアのアドレス BGPピアのアドレスをIPv4または、IPv6アドレス形式で指定します。 IPv4アドレス形式
IPv6アドレス形式
省略不可
インタフェース名 BGPの送信元アドレスに使用するインタフェースアドレスを指定します。 インタフェース名形式 省略不可


この設定を行わない場合

BGPパケットを実際に送信するインタフェースになります。


設定モード

BGPサービス設定モード

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