AESもしくはTKIPのPSKを使用する場合の暗号化キーを設定します。
本コマンドは、無線LANアクセスポイント内蔵タイプ専用となります。
refreshコマンド後に有効になるコマンドです。
V01.02(00)以降サポート
Router(config)#wlan-vap 1
Router(config-wlan-vap 1)#key ascii secretF60
key <ascii | binary > <暗号化キー> [{secret | private} [encrypted]]
パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値 ascii | binary 暗号化キーを文字列としてで扱うか、16進数として扱うか選択します。
ascii 暗号化キーをascii文字列(8〜63文字)で設定します。 binary 暗号化キーを16進数(64桁)で設定します。 ascii
binary省略不可 暗号化キー 暗号化キーを設定します。
暗号化キーに使用できる文字は、半角英数字、- (ハイフン)、_ (アンダースコア)のみとなります。最大64文字以内の英数字 省略不可 secret | private パスワードを暗号化する際に共有暗号鍵を使用するか、装置固有暗号鍵を使用するかを指定します。※1
secret 暗号化する際に共有暗号鍵を使用する private 暗号化する際に装置固有暗号鍵を使用する secret
privateパスワードを暗号化しません encrypted パスワードを暗号化処理するかどうかを設定します。
このオプションを付加することにより、パスワードは暗号化済みと判定されます。※2
secretまたは、privateと組み合わせて使用するため、secret、privateの指定が無い場合は、encryptedを指定することは出来ません。encrypted パスワードを暗号化データとして扱いません
※1:このオプションは、設定するとすぐに有効となり、パスワードが暗号化されて表示されencryptedオプションが自動的に付加されます。
※2:パスワードが既に暗号化済みの場合は、このオプションを指定する必要があります。
VAP1に限り設定がない場合は、装置底面に貼付されている暗号化キーを使用します。
VAP2〜16では、wpa/wpa2 pskが使用できません。
VAP設定モード