radius-server

認証方式にEAPを使用する場合と、MACアドレスフィルタリングでRADIUSサーバに問い合わせを行う場合のRADIUSサーバを設定します。
設定できるRADIUSサーバは、1つのVAPに対して1台までになります。
本コマンドは、無線LANアクセスポイント内蔵タイプ専用となります。

refreshコマンド後に有効になるコマンドです。

V01.02(00)以降サポート

設定例 RADIUSサーバ(192.168.10.1)の認証キーを"secretF60"に設定する

Router(config)#wlan-vap 1
Router(config-wlan-vap 1)#radius-server 192.168.10.1 key secretF60


コマンド書式

radius-server <IPアドレス> [auth-port <ポート番号>] key <認証キー> [{secret|private} [encrypted]]


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
IPアドレス RADIUSサーバのIPアドレスを設定します。 IPv4アドレス形式 省略不可
ポート番号 RADIUSサーバの認証用UDPポート番号を設定します。 0〜65535 1812
認証キー 認証キーを設定します。
認証キーに使用できる文字は、半角英数字、- (ハイフン)、_ (アンダースコア)のみとなります。
最大25文字以内の英数字 省略不可
secret | private パスワードを暗号化する際に共有暗号鍵を使用するか、装置固有暗号鍵を使用するかを指定します。※1
secret 暗号化する際に共有暗号鍵を使用する
private 暗号化する際に装置固有暗号鍵を使用する
secret
private
パスワードを暗号化しません
encrypted パスワードを暗号化処理するかどうかを設定します。
このオプションを付加することにより、パスワードは暗号化済みと判定されます。※2
secretまたは、privateと組み合わせて使用するため、secret、privateの指定が無い場合は、encryptedを指定することは出来ません。
encrypted パスワードを暗号化データとして扱いません
※1:このオプションは、設定するとすぐに有効となり、パスワードが暗号化されて表示されencryptedオプションが自動的に付加されます。
※2:パスワードが既に暗号化済みの場合は、このオプションを指定する必要があります。


この設定を行わない場合

RADIUSサーバが使用できません。


注意事項

F60Wにおいて、有線と無線で動的MACアドレスフィルタ機能を使用することは保証対象外といたします。


設定モード

VAP設定モード

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