lcp keepalive 【F100専用コマンド】

HSD回線使用時に、相手ルータの状況を確認するために、LCP EchoによるKeepAliveを行う場合に指定します。KeepAliveを行わない場合、相手ルータが電源断等により生存しなくなった場合に、本装置が相手ルータがいなくなったことを判別できないため、HSDにデータを送信しつづけてしまいます。
HSDの障害時には、別経路にて迂回するようなシステムを構築する場合は、この設定を行ってください。

refreshコマンド後に有効になるコマンドです。


設定例1 LCP EchoによるKeepAliveを行う

Router(config)#interface dialer 1
Router(config-if dialer 1)# lcp keepalive


コマンド形式

lcp keepalive <送信間隔> retry <再送回数>


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
送信間隔 LCP Echoフレームの送信間隔(単位:秒)を指定します 10〜120 60秒間隔
再送回数 LCP Echoの応答がない場合に行う再送の回数を指定します。ここで指定した回数応答がなかった場合は、相手ルータの異常と判断し、HSDインタフェースを使用不可とします。 0〜10 2回


この設定を行わない場合

LCP EchoによるKeepAliveを行いません。


設定モード

ダイヤルアップインタフェース設定モード

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