auto-cost reference-bandwidth

インタフェースのOSPFコスト値を回線の帯域に応じて自動計算する場合に指定します。
auto-cost reference-bandwidthの設定単位は、Mbpsとなります。
計算式は以下のようになります。
 インタフェースのcost値 = <auto-cost reference-bandwidth値>/<回線速度>

refreshコマンド後に有効になるコマンドです。

F100:V02.00(00)以降サポート

設定例1 OSPFコスト値を自動計算する際のベース値を80とします

Router(config)#router ospf
Router(config-ospf)#auto-cost reference-bandwidth 80


コマンド書式

auto-cost reference-bandwidth <ベース値>


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
ベース値 OSPF コスト値を自動計算する際のベースとなる値を設定します。 1〜4294967 省略不可


この設定を行わない場合

100Mbpsに設定します。

各インタフェースのデフォルトコスト値は以下の通りです。
インタフェース コスト値
LAN 1
EWAN 1
VLAN 1
Loopback 1
dialer 1562


設定モード

OSPFサービス設定モード


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