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FITELnet-F100技術情報

ファームウェアバージョンV01.07以前→V01.08以降にバージョンアップする際の注意事項

                           2003年10月30日


FITELnet-F100 ファームバージョンV01.08にてMDI/MDI-Xの設定コマンドの仕様を一部変更しております。
このため、V01.07以前のファームウェアでMDI/MDI-Xの固定設定をご利用になっている場合は、V01.08以降ではそのままではご使用いただけず、ファームウェアのバージョンアップと同時に設定の修正が必要になります。

お客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。


(1)「line lan 1」のMDI/MDI-X固定設定(swコマンド)

「line lan 1」のswコマンドで設定するMDI/MDI-X固定設定において、MDIとMDI-Xの概念が逆の仕様になっておりましたが、正規の概念に修正いたしました。

○対象コマンド

<V01.07以前>
F100(MDI固定設定)-------端末とストレート接続
F100(MDI-X固定設定)-------HUBとのストレート接続

<V01.08以降>
F100(MDI固定設定)-------HUBとストレート接続
F100(MDI-X固定設定)-------端末とのストレート接続


○推奨ファームウェアバージョンアップ手順

@MDI/MDI-X固定設定を利用していない場合
通常通りファームウェアのバージョンアップを実施してください。
https://www.furukawa.co.jp/fitelnet/f/dl_1001000.html

AMDI/MDI-X固定設定を利用している場合
(1)ファームウェアのバージョンアップ手順に従い、V01.08以降のファームウェアをF100にftpでputする。
 ※この際、F100は再起動せずに次のオペレーションを実施する
(2)line lan 1のswコマンドを利用してMDI/MDI-Xの設定を変更する。
 ※例.sw 1 mdi→sw 1 mdi-x
(3)設定情報を保存する。
 ※この際、refreshコマンド(即時有効)は利用しない。
(4)F100を再起動する



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