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FITELnet-F1000ファームウェア リリースノート

FITELnet-F1000 firm V02.05(01) 06/07/03 release
---FITELnet-F1000ファームウェア V02.05(00)からの変更点---
下記の変更を実施いたしました
(1)  DHCPクライアント機能の改善 1
DHCPクライアント動作において、アドレスが取得できるまでアドレス 取得動作を継続するようにするコマンドを追加いたしました。 このコマンドを設定しない場合、2回だけリトライします。
---設定例
Router(config)# interface ewan 1
Router(config-if ewan 1)# ip address dhcp
Router(config-if ewan 1)# dhcp-client retries infinitely
Router(config-if ewan 1)# exit
---
(2) DHCPクライアント機能の改善 2
DHCPクライアント形態でアドレス取得時に、DHCPサーバがconnectedの ネットワーク上にいない場合、DHCPサーバへのホストルートを自動登録する機能を追加いたしました。
自動登録されたルートは、show ip route 表示上”A - AutoConfig”で表示されます。
従来、CATV回線などを利用していて、EWANインターフェースのアドレスをrelay agentを介してDHCPで取得 していた場合、デフォルトルートをEWANインターフェースに向けておく必要がありましたが、 本対応により、DHCPクライアント形態においてデフォルトルートをIPsecインタフェースに向けるといった 運用が可能となります。


記の問題点を改修いたしました
(1)   RIPのdistribute-listを指定するACLについて、 ACLのエントリを追加し、refreshしても追加した設定が反映されない場合がある問題に対応致しました。
(2)  BGPの設定があり、且つ設定のあるBGP経路が有効となっている状態において 有効となっているBGP経路の設定を削除した場合に、 !EXCEPTION! Data TLB Error の文字列がコンソール上に記録されて、 装置の自律リセットが発生することがありました。
(3)  「NISCC-144154 DNS プロトコルの実装おける脆弱性」にて報告されている 問題について対応しました。脆弱性の詳細についてはこちら
(4) OSPFで他エリアから学習したエリア間経路のフラップが連続して発生した場合に、 実際の登録経路数(show ip route で表示される経路数)が最大2048エントリに 達していないのにもかかわらず、新たな経路を追加することができずに、 OSPF route overflow や NSM route overflow のelogを記録する現象が発生していました。
これに伴い、トンネルルート機能を使用する運用において 新たなSA確立時にトンネルルートを追加することができず、 SA確立に失敗する現象が発生していた問題に対応しました。
本現象は、エリア内経路、エリア内 AS外経路、エリア外 AS外経路のフラップでは発生しません。


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