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FITELnet F200ファームウェア リリースノート

FITELnet F200 firm V01.01(00) 10/03/23 release
---FITELnet F200ファームウェア V01.00(00)からの変更点---
下記の新規機能を追加いたしました
(1) 以下のワイヤレス通信端末に対応いたしました。

  • IIJモバイル:120FU
  • イー・モバイル:D31HW、D21LC
  • ソフトバンクモバイル:C02SW
  • (2) BGP4+機能をサポートしました。
    (3) BGP ASパスフィルター機能をサポートしました。


    下記の変更を実施いたしました
    (1) 装置内部FLASHデバイスへの書き込み速度を向上しました。
    これにより、ファームウェアの書き込み、A面/B面間のファームウェアのコピーや、デフォルトリスタート操作に要する時間が短縮されます。
    (2) CBQの帯域制御精度を向上しました。
    特に100Mbpsを超える帯域設定を行った場合の精度が向上しました。


    下記の問題点を改修いたしました
    (1) FAN故障等で装置温度が許容範囲以上に上昇した場合、装置を強制的に運用停止状態(ホルト状態)とすることで、消費電力を抑止する制御を行います。
    この時、LAN側ポート/EWAN側ポートのLEDを消灯する仕様でしたが、LAN側ポートのLEDについてのみ消灯し、EWAN側ポートのLEDについては消灯動作が行われない問題がありました。
    (2) EWANポートが100Mリンクである場合に、EWANポート方向へのフレーム送信において、ロングフレームでのスループットが97Mbps〜98Mbps程度(それ以上印加するとパケットロスが発生)となる問題がありました。
    (3) dialerインタフェースでQoS設定(PRIQもしくはCBQ)を行い、QoS対象データをdialerインタフェースに出力する際に、装置の自律再起動が発生する問題がありました。
    (4) 装置に対してショートパケット(64byte長等)での中継トラフィックを高負荷(片方向あたり400Mbpsを双方向)で印加した場合に、ソフトウェア例外処理による装置の自律再起動が発生する場合がありました。
    (5) IPsecインタフェースでQoS設定(PRIQもしくはCBQ)を行い、IPsecインタフェースから別のIPsecインタフェースに折り返す通信を行う場合、SAの削除等に伴うSA確立処理とパケット中継処理とが同時に発生した場合に、装置の自律再起動が発生する問題がありました。
    (6) AX530Sを電波強度が不安定な(頻繁に変動する)環境で利用した場合に、装置の自律再起動が発生する場合がありました。
    (7) 自装置のconnectedルートと同じ経路をOSPFで受信した場合に、connectedルートが先にアップしていると、OSPFで受信した経路が経路情報として登録されない問題がありました。
    (8) show ip route コマンドで、有効な経路数を示すActive entry表示において、OSPFで登録された経路が正しくカウントされない問題がありました。
    (9) 装置前面にあるリセットスイッチを押した状態で電源ONしてデフォルトリスタートを行った場合に、「Active firmware is broken SIDE-B.frm」 の不正なログが記録される場合がありました。
    (10) SIDE-A.frmもしくはSIDE-B.frmがある特定の壊れ方となった場合、別面に有効なファームウェアがあっても、装置が起動しなくなる場合がありました。
    (11) enable passwordを設定するコマンドを投入して、プロンプト応答が返る前に装置電源を断した場合に、次回起動時にk_halt(abnormal high temperature state.)と表示されて装置が正常に起動できなくなり、デフォルトリスタートを行わないと復旧しない問題がありました。
    同様の問題が以下の操作時においても発生する可能性がありました。

  • login password設定時
  • login ID設定時
  • reset at , reset in を利用した装置再起動時
  • SSHサーバ機能で使用するホスト固有鍵の生成/削除操作時
  • 電子証明書の登録/削除操作時
  • コンフィグのsave、copy操作時
  • (12) モデムインタフェース設定モードのphysical-layer設定コマンドが有効ではない状態でUSB1ポートにUSB端末を接続した場合、その状態のままphysical-layer設定コマンドを追加してrefreshしても、当該USB端末を認識できない問題がありました
    (13) ProxyDNS機能において、PPPoEインタフェースから取得したDNSサーバ情報に基づいてDNS問い合わせを行う際、上位DNSサーバからの応答がエラーであった場合、ProxyDNS機能の問い合わせ元に対して正しくエラー応答を返せていませんでした。
    このため、PC等でのDNS解決に時間がかかる場合がありました。
    (14) show line statisticsで表示されるEWAN側カウンタのうち、Out Of Range ErrorおよびIn Range Errorカウンタのカウント対象となるエラーフレームを受信した場合、
    RX pakcetsカウンタもカウントされる仕様でしたが、カウントされていませんでした。


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