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> FITELnet F200 firm V01.02(00) 10/06/29 release
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下記の新規機能を追加いたしました |
(1) |
以下のワイヤレス通信端末に対応いたしました。 ・NTTコミュニケーションズ:MF110 ・イー・モバイル:D26HW、D23HW、D22HW、D12LC ・ソフトバンクモバイル:C01SW、C01LC |
(2) |
ポートモニタリング機能をサポートしました。 (LAN側ポートのみのサポートとなります) ポートモニタリング指定例 (LAN#1ポートの送受信データをLAN#2ポートでモニタする例): Router# port-monitor mirrored lan 1 both Router# port-monitor monitor lan 2 |
(3) |
DHCPv6サーバ機能をサポートしました。 設定例: Router(config)# ipv6 dhcp server-profile server Router(config-ipv6-dhcp-server-prof)# prefix-delegation address-pool POOL1 Router(config-ipv6-dhcp-server-prof)# dns-server forward dhcp-client ewan 1 Router(config-ipv6-dhcp-server-prof)# exit Router(config)# interface lan 1 Router(config-if lan 1)# ipv6 dhcp server server |
(4) |
RA-Proxy機能をサポートしました。 RAで取得したプレフィックスを、別のインタフェースで使用することができます。 設定例: Router(config)# interface ewan 1 Router(config-if ewan 1)# ipv6 nd receive-ra prefix-delegation lan 1 |
(5) |
MLD-Proxy機能をサポートしました。 設定例: Router(config)# ipv6 multicast-routing proxy Router(config)# ipv6 mld proxy-group-upstream ewan 1 Router(config)# ipv6 mld mode normal Router(config)# ipv6 mld proxy upstream-forwarding |
(6) |
IPsecインタフェースにおいて以下の対応を行いました。 ・IPsecインタフェースアドレスの設定を可能としました。 ・IPsecインタフェース上でのOSPF動作を可能としました。 |
(7) |
IPv4でのセカンダリアドレス機能をサポートしました。 設定例: Router(config)# interface lan 1 Router(config-if lan 1)# ip address secondary X.X.X.X 255.255.255.0 |
(8) |
リンクアグリゲーション機能をサポートしました。 (LAN側ポートのみのサポートとなります) 設定例: Router(config)# line lan Router(config-line lan)# lag mode enable Router(config-line lan)# vlan 1 lag-group 1 Router(config-line lan)# vlan 2 lag-group 2 |
(9) | CBQもしくはPRIQによるQoS動作情報をMIBで取得できるようになりました。 |
(10) | 3GPPで標準化されている+CSQコマンドを利用して、ワイヤレス端末の電波信号品質情報(Signal quality)を取得できるようになりました。あわせて、Signal qualityでのログ出力機能・イベントアクション機能もサポートいたしました。 |
(11) |
以下のルーティングプロトコルで登録した経路上でのECMP機能に対応しました。 最大2系統のマルチパスでのルーティングを行うことができるようになりました。 ・OSPFルート(IPv4) ・スタティックルート(IPv4、IPv6) ・イベントアクションルート(IPv4) 設定例: Router(config)# ip multi-path max-paths 2 |
下記の変更を実施いたしました |
(1) |
以下のワイヤレス通信端末の電波状態(Signal level)表示に対応しました。 ・ソフトバンクモバイル:C02SW |
(2) |
IPsecマルチキャストでの中継性能および平文CBQ利用での中継性能のチューニングを実施しました。 また、装置負荷が高い状況においても中継遅延が発生しにくくなるチューニングを実施しました。 |
(3) |
DHCPv6クライアント機能を拡張いたしました。 ・PDオプションで取得したプレフィックスを複数インタフェースで利用することができます。 これに伴い、option-request prefix-delegationコマンドで、prefix-lengthパラメータとして64以外が設定可能となり、offsetパラメータも追加しました。 設定例: Router(config)# ipv6 dhcp client-profile Router(config-ipv6-dhcp-client-prof)# option-request prefix-delegation delegates address-pool POOL1 prefix-length 52 offset 1 ・DNSオプション対応 設定例: Router(config)# ipv6 dhcp client-profile Router(config-ipv6-dhcp-client-prof)# option-request dns-servers |
(4) | VLANインタフェースでIPv6機能をサポートしました。 |
(5) |
LAN、EWAN、VLANインタフェースにおいて、該当ポートがリンクダウン状態であってもインタフェースをダウンさせない動作をサポートしました。 設定例: Router(config)# interface lan 1 Router(config-if lan 1)# if-state spoofing-up |
(6) | NAT staticの最大設定数を10000エントリに拡張しました |
(7) | SYSLOG送信機能で、送信先のサーバを2箇所設定できるように変更いたしました。 |
(8) | pingコマンドの結果やshowコマンドで表示されるIPv6アドレス表記方法を変更いたしました。 |
(9) | 装置温度異常を検出した際、tlogに記録するログ情報に温度異常を検出したセンサ区別(#1 ローカル、#2 リモート)と検出温度、FANの状態を盛り込むようにして、出力フォーマットを変更しました。 |
(10) |
ProxyDNSにおいて、受信したDNSの応答のレコードに、要求されたレコードの情報がない場合でも、代理応答を行うよう変更いたしました。 ただしフォーマットが不正な応答は代理応答いたしません。 従来は、応答のレコードに、要求されたレコードの情報が存在しない場合は、不正な応答パケットとして、代理応答をしていませんでした。 |
下記の問題点を改修いたしました |
(1) | ワイヤレス通信端末が無応答になった場合にはUSBポートの電源OFF/ONを自動的に行い、端末を再起動させるようにしました。 |
(2) | BGPのOPENメッセージに「Graceful Restart Capability」オプションが含まれていて、そのオプション長が4バイト以下であった場合に、パラメータ長が不正であると誤認識してBGPセッションが確立できない問題がありました。 |
(3) |
NAT利用時のARP応答について以下の問題がありました。 ・LANインタフェースでip nat inside destination ルール設定を行った場合に、設定したNAT変換前アドレス(グローバルアドレス)に対するARPに応答を返さない問題がありました。 ・ip nat outsideルール設定を行った場合に、不要なARP応答を行うケースがありました。 |
(4) | ipsec access-listを変更してrefresh操作を行った際に、装置の自律再起動が発生する可能性がありました。 |
(5) | ewan1、ewan2の両方にipv6 address X::X:X:X:X link-localを設定した場合、 どちらかのインタフェースの設定が、設定どおりにならず、自動的に付与されるEUI-64形式のリンクローカルアドレスが登録される問題がありました。 |
(6) | RA受信機能使用時にメモリリークが発生する場合がありました。 |
(7) | VLANインタフェース設定でshutdown設定を行なった場合、インタフェースがダウンしない問題がありました。 |
(8) | VLANインタフェースでIPv6を有効にした場合に、VLANインタフェースがダウンしても、インタフェースダウンを示すslogが出力されない問題がありました。 |
(9) | ip ospf network point-to-pointの設定を行なった場合、LSAタイプ3のルータLSAが生成されない問題がありました。 |
(10) | イベントアクション機能でFAN故障のイベントを利用する運用において、FANの回転制御(低速回転/高速回転)が動作した時に、誤ってFAN故障状態と検出してしまう場合がありました。 |
(11) | 装置WEB表示画面中の再起動実施の画面に記載されている、装置へ再度アクセスするまでの時間の記載が短かったため修正しました |
(12) | 電波状態(Signal level)表示をサポートしていないモデムにおいて、装置起動後にmonitor signal-level設定を追加してrefresh操作した場合に、電波状態(Signal level)が取得できたように表示されてしまう問題がありました。 |
(13) | show usb modem-info コマンド表示において、USBポートに何も接続していない場合でも「modem detected」と誤って表示されてしまう問題がありました。 |
(14) | 装置への転送に失敗したファームウェアに対して、正しいファームウェアと 誤認識して動作しようとする場合がありました。 |