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下記の新規機能を追加いたしました
(1) IPsecの鍵交換プロトコルとして、IKEv2をサポートいたしました。IKEv1も、従来通り使用可能です。
(2) メッシュ型のVPN構成を容易に実現するマルチポイントSA機能をサポートいたしました。
F200はマルチポイントSAのクライアント機能/サーバ機能の両方をサポートします。
(3) 以下のワイヤレス通信端末に対応いたしました。

・NTTコミュニケーションズ/Arcstar Universal One:WM320
・イー・モバイル:GL03D LTEサービスに対応
(4) IKEv1のNATトラバーサル機能において、RFC3947/RFC3948に対応いたしました。

コマンド実施例:
Router(config)#crypto isakmp policy 1
Router(config-isakmp)#nat-traversal enable rfc3948-also

設定モード:
IKEポリシー設定モード
(5) BGP RouteReflector 機能に対応いたました。


下記の変更を実施いたしました
(1) DDNSクライアント機能で使用するHTTPのヘッダ情報として、User-Agentリクエストヘッダを追加しました。このヘッダにより装置名/ファームウェアバージョンを通知することができるようになります。

例:
User-Agentとして以下の内容が通知されます。
FITELnet F200/V01.10(00)
(2) DDNSクライアント機能で使用するHTTPクライアント動作に関して、装置シリアル番号を通知するためのマクロ登録($sn)をサポートしました。

コマンド実施例:
Router(config)# http-client 1
Router(http-client 1)#method get url http://dns1.furukawa.co.jp/ddns.cgi dn F60.domain.co.jp i6 $i6 pw secret serial $sn

設定モード:
HTTPクライアント設定モード
(3) usb-reset コマンド実行時の、モデムのdetach待ち時間を255秒から10秒に変更しました。

detachコマンド実行時に、detach動作が完了している場合でも、"% USB 1 response timeout."のメッセージが表示される場合がありますが、detach動作は完了しておりますので、USBモデムを抜去して問題ありません。
(4) ProxyDNS機能で取り扱うドメイン名の最大長を、64から255に拡張いたしました。
(5) L2TPv3を使用する場合に、MAC学習機能を使用できるよう機能拡張いたしました。
(6) BGPを確立できるピアの数を、最大100ピアに拡張いたしました(従来は16ピア)
(7) BVIインターフェースを使用する場合に、MAC学習機能を使用できるよう機能拡張いたしました。
(8) L2中継性能を改善するチューニングを実施しました。


下記の問題点を改修いたしました
(1) bridge ip adjust-mssを設定しているインタフェースに以下のフレームを送信した場合に、装置の自律再起動が発生する場合がありました。

・VLAN-Tag付きで65バイト以下(FCS含む)のIPフレーム
・IPパケット長が43バイト以下のフレーム(BVIインタフェースから送信する場合のみ)

本不具合は、V01.09(00)以降で発生します。
(2) EtherIPもしくはL2TPv3をIPsecトンネルを介して通信する設定の場合で、以下のどちらかの条件に該当した際に、装置の自律再起動が発生する場合がありました。

・BVIインタフェースで通信する場合
・MAC学習機能を使用している場合で、フラッディングが必要なフレームを中継する場合

本不具合は、V01.09(00)以降で発生します。
(3) BVIインタフェースを使用する設定で、かつMAC学習を行う設定としている場合に、装置の自律再起動が発生する場合がありました。

本不具合は、V01.09(00)以降で発生します。
(4) EtherIPもしくはL2TPv3を使用してEhterフレームを中継するケースで、トンネル優先度を利用して回線冗長を行っている場合に、装置の自律再起動が発生する問題がありました。

本不具合は、V01.09(00)以降で発生します。
(5) EtherIPもしくはL2TPv3を使用してトンネル優先度を利用して回線冗長を行っている場合に、BVIインタフェースから出力するフレームが、優先度とは無関係に全トンネルに中継される問題がありました。

本不具合は、V01.09(00)以降で発生します。
(6) IPsecトンネルを使用してEtherIPもしくはL2TPv3を通信する設定において、BVIインタフェース宛の通信が正常に行われない場合がありました。

本不具合は、V01.09(00)以降で発生します。
(7) L2TPv3を使用する場合で、L2TPv3区間(IPカプセル化後)にフラグメントが発生する 場合に、フラグメントエラーによるパケットロスが発生する場合がありました。

本不具合は、V01.08(00)以降で発生します。
(8) イベントアクション機能のreset modemコマンドで指定するdetach待ち時間(state-timeout設定)が有効になっていない問題がありました。

本不具合は、V01.08(00)以降で発生します。
(9) usb-reset コマンド、およびイベントアクションのmodem reset によりリセットしたUSBポートに接続したモデムに対し、イベントアクションのモデム初期化状態監視(check initialization modem)を指定している場合に、正常に初期化が完了しても、イベントアクションのモデム初期化状態監視が「正常」とならない場合がありました。

本不具合は、V01.08(00)以降で発生します。
(10) usb-reset コマンド、およびイベントアクションのmodem reset設定 によりリセットしたUSBポートに接続したモデムが、USBポートリセット完了後、数回attach/detachを繰り返す場合がありました。

本不具合は、V01.08(00)以降で発生します。
(11) イベントアクション機能のreset modem機能を使用する場合に、まれに、装置の自律再起動が発生する場合がありました。

本不具合は、V01.08(00)以降で発生します。
(12) RIPもしくはRIPngで受信した経路について、RIP/RIPngを受信するインタフェースがDOWNした後に、再度UPしRIP/RIPngで再度経路を受信した場合でも、受信した経路が有効にならない場合がありました。

本不具合は、V01.02(00)以降で発生します。
(13) 「JVNVU#90348117 Portable SDK for UPnP にバッファオーバーフローの脆弱性」にて報告されている 問題について対応しました。
脆弱性の詳細についてはこちら。

本問題は、V01.00(00)以降で発生します。

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