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> FITELnet F2000 firm V01.06(00) 12/11/30 release
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下記の新規機能を追加いたしました |
(1) |
ダイナミックDNS機能で利用するHTTPクライント動作に関して、ベーシック認証に対応いたしました。 コマンド実施例: Router(config)# http-client 1 Router(http-client 1)# method 1 get url http://usr1:furukawa@ddns-server1/cgi-bin/ddns-v6.cgi dn F60.domain.co.jp i6 $i6 pw secret Router(http-client 1)# reference-interface ewan 1 Router(http-client 1)#exit 設定モード: HTTPクライアント設定モード 上記の例では、BASIC認証時のID/PASSWORDとして、ID=usr1、PASSWORD=furukawaを送る。 ダイナミックDNSサーバ側のCGIプログラム http://usr1:furukawa@ddns-server1/cgi-bin/ddns-v6.cgi に対して、EWAN1のIPv6アドレス、dn=F60.domain.co.jp、pw=secretを送る。 |
下記の変更を実施いたしました |
(1) | IPsec通信において、Rekey時の中継性能を改善するチューニングを実施しました。 |
(2) |
BGPのKeepAliveの送信間隔を0秒に設定した場合、<経路情報を削除するまでの時間>に設定された値の1/3の間隔で送信するよう変更いたしました。 例) Router(config)#router bgp xxxxx Router(config-bgp)#neighbor A.B.C.D timers 0 30 上記の場合は、KeepAliveの送信間隔は10秒(30の1/3)になります。 <経路情報を削除するまでの時間>が0の場合は、従来通りKeepAliveは送信しません。 |
(3) |
router bgpモードのneighbor remote-asコマンドにpassiveオプションを付加した場合、BGPパッシブ動作せず、そのneighborとのBGP設定が有効になっていませんでした。シンタックスを変更し、以下の設定コマンドにてBGPパッシブ動作を利用できるようにいたしました。 設定例: Router(config)#router bgp 65000 Router(config-bgp)# neighbor A.B.C.D passive |
下記の問題点を改修いたしました |
(1) | OSPFの設定で、networkタイプにnon-broadcast を指定した場合、装置の自律再起動が発生する問題がありました。 | (2) |
VLANインタフェースの設定において、異なるVLANインタフェースに同じvlan-idを指定するような不整合があった場合、インタフェース番号が最も小さいVLANインタフェースのみが有効となる仕様でしたが、機能によっては不整合があった他のVLANインタフェースも有効となってしまう問題がありました。 この問題が発生した場合、実際には中継動作できていないVLANインタフェースの経路情報がルーティングプロトコルによって広告されてしまう、といったような誤った動作となっていました。 |
(3) | IPv6 PPPoEを利用する設定において、show interface pppoeコマンドで表示される送信バイト数が正しくありませんでした。 | (4) |
VRRP使用時に以下の問題がありました。 ・flow-cacheテーブルに登録された中継フレームについて、送信元MACアドレスとして、仮想MACアドレスではなく送信インタフェースの実MACアドレスを用いて中継していました。 ・インタフェースアップ時に、他のインタフェースで定義されたVRIDを使用したgratuitous ARPを送信していました。 |
(5) | router ospfモードのredistributeコマンドで他プロトコルの経路をOSPFに再配信する設定とし、かつ、redistributeコマンドでroute-mapを指定していない場合、clear ip ospf redistributeコマンドを実行すると、再配信経路が失われてしまう問題がありました。 | (6) | IPv6のICMP Redirectが送信されていませんでした。 | (7) | IPv6のICMPエラーPacket too bigメッセージのうち、CODE部分の値が誤っているパケットを受信した場合、CODEを無視してPath MTU(該当宛先固有のMTU)を更新する仕様でしたが、更新できていませんでした。 | (8) | ICMP Too Bigメッセージを送信する際に、内包する元IPパケットのIPチェックサムが正しくない問題がありました。 | (9) | MIBのipNetToMediaTable、atTableのIfIndexfが”1”固定となっている問題がありました。 | (10) | IPsecインタフェースでQoS機能を使用し、中継パケットがQoS送信キューもしくはSA確立待ちキューに滞留している状態において、パケットの送信インタフェースが変動(経路変動)した場合に、中継遅延や装置の自律再起動が発生する問題がありました。 | (11) |
NATスタティック設定が有効にならない問題がありました。 本問題は、F2000のV01.05(01)、V01.05(02)のみで発生します。 |
(12) | 受信したESPパケットは正しいフォーマットであるが、そのESPパケットを復号化して取り出した元データが破損している場合に、元データの破損状況によって装置の自律再起動が発生する場合がありました。 |