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FITELnet F200Plusファームウェア リリースノート

FITELnet F200Plus firm V01.14(00) 14/05/30 release
---FITELnet F200Plusファームウェア V01.13(00)からの変更点---
下記の新規機能を追加いたしました
(1) 以下のデータ通信端末のルータモードに対応いたしました。
au:USB STICK LTE HWD12

USB STICK LTE HWD12のルータモードを使用する場合は、KDDI株式会社提供の専用ツールにより当該端末の動作モードを変更する必要はありません。

ルータモードで使用する場合は、usb mode-switchコマンドの設定が必要です。詳細は設定例のページを参照ください。

コマンド設定例:
Router(config)#usb mode-switch 1 vid 12d1 pid 1f03 network
(2) 以下のデータ通信端末に対応いたしました。

イー・モバイル:GL08D(RAS接続版)※RAS接続版は一般に販売されているGL08Dとは異なる製品です。


下記の変更を実施いたしました
(1) SSHサーバ機能において、ログインできるセッション数を最大2セッションに拡張致しました。また、コマンドによりセッションを切断する機能も、併せてサポート致しました。
(2) Layer2中継の帯域制御機能をサポート致しました。
L2TPv3およびEtherIPを利用して中継するEthernetフレームに対して、Ethernetヘッダの各種情報によるクラシフィケーションを行い、中継するインタフェースで帯域制御を行う機能をサポート致しました。
(3) 全てのVLAN-IDのフレームを中継する機能をサポート致しました。
従来は、指定したVLAN-IDのみを中継する仕様でしたが、本機能サポートにより、4094VLAN全てを中継することが可能になります。

コマンド設定例:
Router(config)#interface vlanif 1
Router(config-if vlanif 1)#vlan-id any
Router(config-if vlanif 1)#exit
(4) LAN-SWのMAC学習情報を表示する機能をサポート致しました。この機能を利用して、Layer2通信を行っている端末のMACアドレス、存在するLANポート番号および使用しているVLAN-IDを確認することができます。

コマンド表示例:
Router#show line filtering-database lan
(5) L2TPv3セッションで指定するホストネーム(LocalとRemote)の設定可能文字数を 32文字から 64文字に拡張致しました。
(6) イベントアクション機能のアクションとして、usb-resetコマンドを実施する機能をサポートいたしました。

コマンド設定例:
Router(config)#event-action 1
Router(config-event-action 1)#execute usb-reset 1
Router(config-event-action 1)#exit
(7) F200 Plus の BGP最大ピア数を、100ピア→300ピアに拡張いたしました。
(8) IKEv2の鍵交換の性能を改善致しました。
(9) MPSAのスケールアップした構成において、BGPの機能改善を行いました。
(10) BGPの確立性能のチューニングを行いました。
(11) IPsec over IPsec通信に関する中継性能を改善するチューニングを行いました。


下記の問題点を改修いたしました
(1) router bgp モードを削除した場合に、メモリがリークする問題がありました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(2) Layer2 冗長構成において、interface tunnel モードの vlan-id を変更した際に装置再起動が発生する問題がありました。

本不具合は、V01.08(00)以降で発生します。
(3) L2TPv3セッションをIPsecで保護している場合、L2TPv3セッション切断後に再接続できなくなる場合がありました。

本不具合は、V01.08(00)以降で発生します。
(4) L2TPv3機能において、L2TPv3セッションは確立しているにも関わらずトンネルインタフェースがUPせず通信できない問題が発生する場合がありました。

本不具合は、V01.08(00)以降で発生します。
(5) トンネルインタフェースの受信カウンタにおいて、実際のパケット数の2倍のカウントが行われてしまう問題がありました。

本不具合は、V01.13(00)以降で発生します。
(6) L2TPv3冗長構成でのみ発生する問題で、L2TPv3セッション再確立時に一時的に旧セッションが残留する時間があり、このタイミングで SLIを送信すると、旧セッションに送信してしまい、両センタ装置で InActiveとなってL2 中継ができなくなる問題がありました。

本不具合は、V01.13(00)以降で発生します。
(7) IKEv2 でCHILD_SA 削除時に、別のCHILD_SAも削除してしまう問題が発生する場合がありました。

本不具合は、V01.10(00)以降で発生します。
(8) 無通信タイムアウトによりSSHクライアントが切断される際、SSHクライアントがネットワークから切り離されている等の理由で切断シーケンスが完了できなかった場合にSSHのセッションが残留してしまっていました。その結果として、その後SSHのログインができなくなる問題がありました。この不具合はSSHv2接続時のみ発生します。

本不具合は、V01.13(00)以降で発生します。
(9) L2TPv3設定(l2tp profile設定モード)でhostname localコマンド、もしくは hostname remoteコマンドを設定した場合、L2TPv3セッション確立が失敗した際に、メモリリークが発生する問題がありました。

本不具合は、V01.08(00)以降で発生します。
(10) 同一送信元/宛先のフレームを継続中継させている状態でL2TPv3セッションを再確立させると、再確立前の情報を利用してL2中継が継続してしまうと言う問題がありました。この結果、対向装置側で不正なL2TPv3フレームと判断されL2中継ができない事象が発生します。

本不具合は、V01.08(00)以降で発生します。
(11) IPsec機能において、Rekey、DPD、ICMP Keepaliveが所定タイミングで開始されない状態となる可能性がありました。この状態となった場合、IPsec接続環境によってはIPsec通信ができなくなる場合があります。

本不具合は、V01.07(00)以降で発生します。
(12) 多量の経路情報を学習している状態で、show ip route/show ip bgp を実行すると BGP セッションが切断されてしまう場合がありました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(13) show crypto group-security server ha コマンドで表示される Last changed の時刻が、ローカルタイムではなくUTCで表記されている問題がありました。

本不具合は、V01.10(00)以降で発生します。
(14) 装置起動直後に大量のsyslogを送信する状況となった場合、全syslogが送出できず、その後もsyslogを送出できなくなる問題がありました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(15) IPsec(IKEv1)において、MainモードでPKIを利用している場合と、AggressiveモードのPhase1 IDとしてIPv4アドレスを利用している場合において、利用環境によってはセッション確立時に装置再起動が発生する場合がありました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(16) IPsecが確立している状態で、該当SAに対して設定とは異なる送信元アドレスで、かつ、復号化できる正しいIKEパケットを受信すると それ以降、該当VPNピアとのSA確立できなくなる問題がありました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(17) IKEv2のRekey後に旧SAが削除されるタイミングで、新SAが存在する状態にもかかわらずIPsecインタフェースがdownする問題がありました。

本不具合は、V01.10(00)以降で発生します。
(18) ファームウェアのアップデートや設定情報の保存時に実施するフラッシュメモリ消去において、フラッシュメモリが故障していて消去ができない場合、3時間程度ログインできなくなる問題がありました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(19) IPsecの送信元パケットとしてvlanifのアドレスを使用する設定をしている場合に、IKEネゴに失敗しIPsec通信が行えない問題がありました。

本不具合は、V01.13(00)以降で発生します。
(20) IPv6において、source-interface指定をした場合でも、指定したインタフェースのアドレスを使用しない場合がありました。

本不具合は、V01.13(00)以降で発生します。

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