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FITELnet F2500ファームウェア リリースノート

FITELnet F2500 firm V01.06(00) 2023/03/30 release
---FITELnet F2500ファームウェア V01.05(00)からの変更点---
【注意】V01.05(00)以降のファームウェアでは、ip host設定のみ行っている場合、IPsecのCRL取得の際のドメイン解決時に同設定を参照しません。IPsecのCRL取得の際のドメイン解決時にip host設定を参照する場合は、以下のように本装置自身をDNSサーバとして参照する設定を行ってください。
 <設定例>
 ip host < ホスト名 >
 ip name-server 127.0.0.1
 dns-server ip enable

下記の新規機能を追加いたしました
(1) IPsec機能に関して、Phase1リキー後に、旧Phase1 SAの削除通知を行わない機能に対応致しました。

関連コマンド:
set rekey dont-send-delete


下記の変更を実施いたしました
(1) 装置起動時に読み込むコンフィグファイルの末尾がend\n以外でも読み込めるように仕様変更致しました。
(2) IPsec機能に関して、デジタル署名に用いる証明書のUTF8String形式に対応致しました。
(3) 装置を再起動して、工場出荷状態に戻す以下のコマンドを追加致しました。既存のコマンド (reset clear) と同様の機能を有していますが、実行のための入力条件が異なります。

関連コマンド:
reset factory-default


下記の問題点を改修いたしました
(1) OSPFのnetwork type non-broadcastが動作しない不具合を修正致しました。network type point-to-multipointは未サポートのため設定コマンドから削除致しました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(2) OSPFv2, OSPFv3のMIBで、getとgetnextで結果が異なる不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(3) IPsec HA におけるIKEv1 のSA 同期処理に関して、装置起動後の一斉同期などでPhase2 SA 登録中にPhase1 SA が削除された場合に、Phase2 SA の登録に失敗する不具合を修正致しました。
また、Phase1 SA がない状態での一斉同期を行った場合に正常に同期できない場合がある不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(4) NAT 対象のTCP パケットを送信して、ICMP エラーが送信先装置から返される場合に、該当するNAT エントリのエージアウト時間がRST フラグ付きTCP パケットを受信したときと同じ時間(デフォルトでは60 秒)に短くなってしまう不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(5) interfaceの作成時に稀に装置が再起動することがある不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(6) IPsec機能に関して、crypto pki crl requestを実行するとメモリリークが発生する不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(7) snmp getの際、一部のIP-MIBが取得できない事がある不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(8) OSPFのshowコマンド実行時にmoreを消すと、OSPFプロセスが再起動する場合がある不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(9) report-allに含まれるsnmpd.confの不要なSNMP設定情報を削除致しました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(10) show crypto statisticsで表示されるLimit discard Packetsカウンタが不正となる場合がある不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(11) 大量のcoreファイルを delete core コマンドで削除できない不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(12) L2 Tunnel(L2TPv3, EtherIP) IF向けに学習している MACアドレスを宛先としたパケットを同一 L2 Tunnel IF で受信した場合に装置が異常な状態になることがある不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(13) LACP/micro bfd packetsの送信時の送信元MACアドレスがTrunk interfaceのMACアドレスとなる不具合を修正致しました。修正後、LACP/micro bfd packetsの送信時の送信元MACアドレスは物理ポートのMACアドレスとなります。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(14) microBFDのsource MACアドレスが物理IFのMACアドレスではなくTrunk IFのMACアドレスになる不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(15) 装置起動時にSNTPが動作しない場合がある不具合を修正致しました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。


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