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> FITELnet F70 firm V01.10(00) 2023/7/31 release
> FITELnet F70 firm V01.10(00) 2023/7/31 release
下記の機能追加を行いました |
(1) |
LBO機能に関して、ブレイクアウト先を複数指定するマルチパス機能に対応致しました。 関連コマンド: local-breakout(複数指定対応、distanceオプションを追加) |
(2) |
プロキシDNS機能に関して、以下の機能に対応致しました。 ・dhcp、dhcp-no-skipオプション使用時のセカンダリDNSサーバ設定 関連コマンド: proxydns domain、proxydns address |
(3) |
Fらくねっとのホスト名表示に関して、hostname, snmp-server name のどちらかを選択可能とするコマンドを対応致しました。 関連コマンド: f-rakunet hostname-select |
(4) |
L2TP/IPsec機能に関して、PPP認証時のRadiusサーバからの以下の通知に対応致しました。 - Vendor-Specific(26) Vendor-ID(311) - Vendor-Type(28) RFC 2548 の MS-Primary-DNS-Server - Vendor-Type(29) RFC 2548 の MS-Secondary-DNS-Server - Vendor-Type(30) RFC 2548 の MS-Primary-NBNS-Server - Vendor-Type(31) RFC 2548 の MS-Secondary-NBNS-Server - Vendor-Specific(26) Vendor-ID(246) - Vendor-Type(4) トンネルが所属する VRF 名の指定 |
(5) |
回線品質監視(SLA)機能を新規追加し、DNSクエリによる監視機能を対応致しました。 関連コマンド: コマンドリファレンス構成定義編、コマンドリファレンス運用管理編の回線品質監視(SLA)機能の章をご参照ください。 |
(6) | コンテナで一部のUSBシリアルデバイスを認識するように対応致しました。 |
(7) |
FCA(Flexible Core Assign)機能に対応致しました。 マルチコアのコア配分を利用目的に応じて変更することが可能です。 関連コマンド: dp core、show dp configuration コマンドリファレンス運用管理編をご参照ください。 |
(8) | TCP SACKの送受信パケットカウンタを追加致しました。 |
下記の仕様変更を行いました |
(1) |
DHCP機能に関して、以下の対応を行いました。 DHCPv4クライアント ・classless-static-route(option 121)の要求を設定により選択可能にしました。 関連コマンド:option-request classless-static-route ・classless-static-route(option 121)で取得した経路のgatewayアドレスが 0.0.0.0 の場合に登録しないように修正しました。 DHCPv4サーバ ・DCHPクライアントから受信したリクエストのRequested IP Addressを払い出せない場合にDHCPNAKを返信するか設定により選択可能にしました。 関連コマンド:set mode send-nak ・工場出荷状態のコンフィグに set mode send-nak を追加しました。 DHCPv6クライアント ・RA-DHCP連携機能にて、RA受信毎にm/oフラグに沿った動作を行うように致しました。 ・RA連携時にIPv6 Prefix情報の到達性が無くなった場合に削除するように致しました。 |
(2) |
IPsec機能に関して、以下の対応を行いました。 ・1秒間でのDPD及びICMP keepaliveの最大開始数を設定可能としました。 関連コマンド: crypto isakmp keepalive-params max-initiate crypto isakmp keepalive-icmp-params max-initiate ・中継性能を改善しました。 |
(3) |
LBO機能において、ブレイクアウトする際のMSS値の反映を切り替える機能を追加しました。 関連コマンド: http-snooping propagate-mss disable |
下記の問題点を改修致しました |
(1) |
redistribute ospfでmetric-typeとroute-mapを指定するとmetric-typeの設定が有効にならない不具合を修正致しました。 本不具合は、V01.01(01)から発生します。 |
(2) |
linux端末等からscpを行う際に、ワイルドカードを指定するケースでコマンドエラーとなる不具合を修正致しました。 例) scp ./* operator@ 本不具合は、V01.01(01)から発生します。 |
(3) |
ip nat inside source list interface設定がある状態でip vrfコマンドの設定変更を行った場合にエラーログが出力されNATが動作しない場合がある不具合を修正致しました。 本不具合は、V01.01(01)から発生します。 |
(4) |
Fらくねっとにデータを並列で送信する際に、Fらくねっとクライアントモジュールが異常終了してしまうことがある不具合を修正致しました。 本不具合は、V01.06(00)から発生します。 |
(5) |
Fらくねっとのコンフィグ管理機能を有効にしたときメモリリークが発生する不具合を修正致しました。 本不具合は、V01.06(00)から発生します。 |
(6) |
IFのupやdownが発生したときにFらくねっとにIFの状態を送信できないことがある不具合を修正致しました。 本不具合は、V01.06(00)から発生します。 |
(7) |
USB-Ethernet / LTE-Module インタフェースのDHCPクライアント機能の設定変更の不具合を修正致しました。 本不具合は、V01.01(01)から発生します。 |
(8) |
宛先への接続において、recursive経路を使う環境やpolicy-routingなど経路に従わない環境で、TCPセッションを確立した場合、不正なMSSを通知してしまう不具合を修正致しました。 本不具合は、V01.01(01)から発生します。 |
(9) |
IKEv1のDPD機能において、R-U-THEREパケット送信時に、誤ったSPI値を通知する不具合を修正致しました。 本不具合は、V01.01(01)から発生します。 |
(10) |
incompleteのARP情報をMIB取得(at-MIB)すると不正なMACアドレスを返す不具合を修正致しました。 本不具合は、V01.01(01)から発生します。 |
(11) |
l2-vpn-gateway-macコマンドを設定している状態で、L2 Tunnelインタフェースから自宛のルーティング対象以外のパケットを受信すると通信が停止することがある不具合を修正致しました。 本不具合は、V01.08(00)から発生します。 |
(12) |
同じLink State IDのAS External LSAが3つ以上登録されている場合に、正しくベスト経路が選択されない不具合を修正致しました。 本不具合は、V01.01(01)から発生します。 |