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FITELnet-F80ファームウェア リリースノート

FITELnet-F80 firm V01.04(00) 09/09/15 release
---FITELnet-F80ファームウェア V01.03(00)からの変更点---
※IPsecインタフェースでCBQ機能をご利用のお客様へ(09年10月21日 更新)
下記の新規機能を追加いたしました
(1) BGPセッションに関する以下の情報を、slogに出力する機能をサポートいたしました。
・BGPピアとの間でセッションが確立された場合
・BGPピアとの間でセッションが切断された場合
・BGP NOTIFICATIONメッセージを送信した場合
・BGP NOTIFICATIONメッセージを受信した場合


コマンド実施例:
Router(config)# router bgp 65000
Router(config-bgp)bgp log-neighbor-changes

設定モード:
BGPサービス設定モード


下記の変更を実施いたしました
(1) TELNETサーバ機能において、ログインセッション数を2つに拡張しました。これに伴い、TELNETセッション状況を表示する機能と、TELNETセッションを強制的に切断する機能をサポートしました。

コマンド実行例(表示)
Router#show telnet-server
*1 10:50:00 2009/02/14 connected 192.168.1.1
 2 10:50:00 2009/03/14 logged in 192.168.1.2

コマンド実行例(操作)
Router#clear telnet-server session 1
(2) show ip route, show ipv6 routeコマンドで宛先指定した場合に、現在activeとなっている経路の詳細情報を表示するオプションを追加いたしました。
Activeオプションを指定しない場合には、指定したアドレスに対して、有効/無効にかかわらず該当する経路についての詳細情報を表示します。(従来通り)


コマンド実施例:
Router#show ip route x.x.x.x active
Routing entry for 0.0.0.0/0
 Known via "static", distance 1, metric 0, best
 * directly connected, PPPoE1

設定モード:
ユーザモード、特権ユーザモード
(3) DHCPv4クライアント機能において、自動でデフォルトルートが登録される機能を禁止するコマンドをサポートいたしました。

コマンド実施例:
Router(config)# ip dhcp-client dont-register-implicit-default-route

設定モード:
基本設定モード
(4) SSHサーバ機能において、IPv6トランスポートに対応いたしました。
(5) QoS機能(CBQ)利用時に、設定した帯域以上のトラフィックを印加した際に、設定帯域に収束するまでの時間を短縮しました。
(6) IPv6 Stateless Address AutoconfigurationによるIPv6アドレス設定時に、RA送信ルータの生存確認を行い、RA送信ルータが存在しなくなった場合に、IPv6アドレス、ルータライフタイムを加速するよう機能変更いたしました。
(7) 弊社英語社名変更に伴い、各種機能で表示される英語社名表記を変更いたしました。


下記の問題点を改修いたしました
(1) TELNETサーバ機能において、以下の問題を修正しました。

・TELNETクライアントからTCPセッションのみを確立し、ログインしない状態で放置した場合に、exec-timeoutが働かない問題がありました。

・端末タイプ、ウィンドウサイズを通知しないTELNETクライアントからのアクセスができない問題がありました。

・装置にTELNETでログインし、設定情報の貼り付け等、短時間に大量のデータの入力を行なうと、TELNETログイン画面が操作できなくなる問題があり、新たなTELNETセッションも確立できない(ログインできない)状態となる場合がありました
(2) IPsecにおいて、Phase1のDHグループの設定を、group5に設定した場合に、show crypto isakmp policyコマンドにて、Diffie-Hellman Groupの情報が表示されない問題がありました。
(3) show report-all の表示内容に、show crypto ipsec-logコマンドの表示が含まれていませんでした。
(4) show qos コマンド処理において、装置搭載インタフェース数に依存して中継遅延が増大する影響を及ぼす処理があり、コマンド実行時に中継パケットの最大遅延値が大幅に増大する問題がありました。
(5) class-map名、action-map名, policy-map名に、16文字の名称を設定した場合に、show qosの各種コマンドで表示される各mapの名称が不正に表示される問題がありました。
(6) QoS機能(CBQ)のborrow設定を利用した場合に、トラフィック印加状況によっては全設定帯域(qos output bandwidthで設定した帯域)を大幅に越えた出力が行われる場合がありました。
(7) QoS機能(CBQもしくはPRIQ)利用時に、自装置内でフラグメントが必要なパケットが連続して印加された場合に、CBQ利用インタフェースの各キューのパケット滞留状況によっては、フラグメントされたパケットの先頭だけが送信される場合がありました。
(8) CBQ機能において、帯域制御の誤差要因となっていた内部パラメータ値を修正しました。
この制御誤差はクラスの設定帯域が小さいほど顕著化する可能性がありました。
(9) PPPoEで、IPCP確立直後にデータを受信した場合に、確立したばかりのPPPoEセッションを切断する処理を行ってしまい、PPPoEセッションの確立/切断を繰り返す状態が発生する場合がありました。
(10) IPv6 Stateless Address AutoconfigurationによるIPv6アドレス設定時において、インタフェースのアドレスとして無効なプレフィックス情報を持つRAを受信したり、Lifetime値が"0"もしくは”4294967295”のプレフィックス情報を持つRAを受信した場合に、装置の再起動が発生する場合がありました。
(11) 複数のVPN-NAT設定がされている場合に、ICMPパケットが、誤ってTCP/UDP用の設定(宛先ポート番号指定がある設定)にヒットしてNAT変換される場合がありました。


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