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IPv6プロトコルのType 0ルーティングヘッダに関する脆弱性について

2007年06月14日 初版
2008年04月21日 更新

○概要

 IPv6プロトコルの仕様において脆弱性の問題が確認されており、DoS攻撃等が可能となるとされております。
 この脆弱性は、IPv6プロトコル仕様で規定された拡張ヘッダのうち、Type 0ルーティングヘッダの仕様(RFC2460)による脆弱性で、Type 0ルーティングヘッダを悪用することで、本件脆弱性の影響を受けるホスト間でのネットワークトラフィックを増大させるDoS攻撃が可能となるとされています。

・参考情報



○当社製品に対する影響

 当社製品においても、IPv6をサポートする製品において、本件脆弱性の影響を受けるものがあります。当社製品に対する具体的な影響は以下の通りです。

×:影響あり
−:当該機能をサポートしているが影響なし
=:当該機能をサポートしていないため影響なし
製品名 影響の有無
FITELnet-F80/F100/F120/F1000 ×
FITELnet-F3000
FITELnet-F40
FITELnet-E20/E30
MUCHOシリーズ


○回避方法

 IPv6を使用しないことで、本件脆弱性の影響を回避することができます。


○対策ファームウェア

 影響を受ける製品について、本脆弱性に対応したファームウェアを現在準備中です。提供可能となりました製品につきましては、本ページにて随時お知らせいたします。

・FITELnet-F80:V01.02(00)のファームウェアにて対策しました(2008/4/21)
・FITELnet-F100:V02.08(00)のファームウェアにて対策しました(2008/4/21)
・FITELnet-F1000:V02.08(00)のファームウェアにて対策しました(2008/4/21)

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