○概要
IPv6プロトコルの仕様において脆弱性の問題が確認されており、DoS攻撃等が可能となるとされております。
この脆弱性は、IPv6プロトコル仕様で規定された拡張ヘッダのうち、Type 0ルーティングヘッダの仕様(RFC2460)による脆弱性で、Type 0ルーティングヘッダを悪用することで、本件脆弱性の影響を受けるホスト間でのネットワークトラフィックを増大させるDoS攻撃が可能となるとされています。
・参考情報
○当社製品に対する影響
当社製品においても、IPv6をサポートする製品において、本件脆弱性の影響を受けるものがあります。当社製品に対する具体的な影響は以下の通りです。
×:影響あり
−:当該機能をサポートしているが影響なし
=:当該機能をサポートしていないため影響なし
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製品名 |
影響の有無 |
FITELnet-F80/F100/F120/F1000 |
× |
FITELnet-F3000 |
− |
FITELnet-F40 |
= |
FITELnet-E20/E30 |
= |
MUCHOシリーズ |
= |
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○回避方法
IPv6を使用しないことで、本件脆弱性の影響を回避することができます。
○対策ファームウェア