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IPv6のNDP実装におけるパケット中継先更新の問題

2008年10月03日 初版
2009年02月24日 FITELnet-F140の対応情報を追加
2009年04月16日 FITELnet-F80/F100/F1000の対応情報を追加
2009年05月14日 FITELnet F2000の対応情報を追加


○概要

 IPv6のNDP(Neighbor Discovery Protocol)の実装において、on-linkのノードからの不正なNDPパケットにより、パケット中継先を更新されてしまう問題が指摘されています。この問題によりパケットを意図しない隣接ノードに中継することになり、通信の盗聴やサービス妨害(DoS)等の問題が生じる可能性が指摘されています。

・参考情報



○当社製品に対する影響

 当社製品においては、IPv6に対応した全機種が本件脆弱性の影響を受けます。当社製品に対する具体的な影響は以下のとおりです。

×:影響あり
=:当該機能をサポートしていないため影響なし
製品名 影響の有無
FITELnet-F80/F100/F120/F140/F1000/F2000/F3000 ×
FITELnet-F40
FITELnet-E20/E30
MUCHOシリーズ


○回避方法

 IPv6機能を利用していなければ、影響を受けません。
 IPv6機能を利用していても、on-linkではないIPv6アドレスが送信元アドレスとなっているNDPパケットをフィルタで廃棄することで、影響を回避することができます。
 また、on-linkに不正なNDPパケットを送出するホストが設置されないように、ネットワークを保護することで、影響を回避することもできます。



○対策ファームウェア

 影響を受ける製品について、本件脆弱性に対応したファームウェアの提供が可能となりましたら、本ページにて随時お知らせいたします。

・FITELnet-F140  : V01.03(00)のファームウェアにて対策しました(2009/02/24)
・FITELnet-F80   : V01.03(00)のファームウェアにて対策しました(2009/04/16)
・FITELnet-F100  : V02.09(00)のファームウェアにて対策しました(2009/04/16)
・FITELnet-F1000 : V02.09(00)のファームウェアにて対策しました(2009/04/16)
・FITELnet F2000 : V01.02(00)のファームウェアにて対策しました(2009/05/14)

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