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古河電工時報 第105号

DWDM用光増幅器の開発

大越春喜,一野誠司,黒鳥克哉

概要

DWDMシステムの普及と拡大は光増幅器,特にErドープ光ファイバアンプの帯域拡大を中心とした各種の技術開発とともに進んできた。利得等化技術の開発により1532 nm前後の利得のピークが平坦化され,1530-1560 nm帯すべてが利用可能となってきた。また,長尺のErドープファイバを用いることにより1570-1600 nmの長波長帯に利得をシフトする技術開発も進んでいる。ここでは,この間古河電工が開発した,マイクロプロセッサ搭載によりフレキシブルに制御可能な1530-1560 nm帯モジュール型光増幅器,1570-1600 nm帯に利得をシフトしたデスクトップ型光増幅器,及びDWDM用各種受動部品の損失を補償しシステム設計自由度の向上を目的とした,シングルチャネル用超小型ゲインモジュールについて報告する。


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