斎藤恒聡，太田寿彦，虎谷智明，小野義視
概要
光通信の急激な普及に伴い主流と成りつつある波長多重通信（DWDM:Dense-Wavelength Division Multiplexing）には，光信号を合分波する波長合分波器が必要不可欠である。我々は，多波長に対応可能で，生産性の良いPLC（Planar Lightwave Circuit）型の波長合分波素子であるAWG（Arrayed Waveguide Grating）を用いた波長合分波モジュール（AWGモジュール）を開発した。開発したAWGモジュールは厚さが8.5mmと薄型で，パッケージはシール構造を有している。また，100 GHz - 16 chのAWGモジュールを試作し，光学特性や信頼性に優れていることを確認した。
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