ページの始まり



古河電工時報 第105号

66 kVゴムテープモールド絶縁型接続部(RMJ)の実線路初納入

栗原弘明,後藤伸一,足立潔美,品川展行,田中 悟,中野孝男,佐久間 進,織田博士,角 芳夫,小岩保典

概要

66kV用CVケーブル用接続部としては,補強絶縁層に絶縁ゴムテープを積層させるテープ巻き絶縁型接続部(TJ)が一般的である。ただし,2000mm2以上のいわゆる大導体のケーブルに対しては,ポリエチレン製テープを巻き付けケーブル絶縁体と加熱融着させたテープ巻きモールド絶縁型接続部(TMJ)を採用してきた。TMJはコンパクトで良好な絶縁特性を有する一方で,ケーブル接続現場では厳格な品質管理と膨大な施工時間を必要としていた。我々は,これに代わり施工が簡便で施工時間を大幅に削減したゴムテープモールド絶縁型接続部(Rubber Mold Joint)を開発し,実線路に納入した。


ここからサブカテゴリメニュー

サブカテゴリメニューここまで


ページの終わり