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古河電工時報 第108号

ファイバーラマン用ヒートシンクの開発

島田 守,難波研一,延原由利子,秀野 晃,上野誠三,小林隆雄,長松信也,吉川 徹

概要

DWDMシステムでは,ファイバーラマン増幅器の実用化と励起用レーザーの出力増大によって,長距離の高密度伝送が実現されるようになってきた。しかし同時に励起用レーザーから放出される熱も増加し,増幅器における熱の処理が問題とされるようになってきた。 近年,電子機器の放熱部品としてヒートパイプが注目を浴びており,当社ではヒートパイプの特性を生かして,高い放熱性能と小型化を同時に実現できるヒートパイプ-ヒートシンクの開発をおこなってきている。今回ヒートパイプ-ヒートシンクをファイバーラマン増幅器に適用した結果,高い冷却性能を得ることができたことを本報にて報告する。


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