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古河電工時報 第109号

IP伝送によるお客さま情報伝送システムの開発

宇佐見 修,上村光一,伊東勝二,釘崎哲也,早川博恭,篠田誠也,田原雅史,下大迫和隆,荒沢知宏,川口武志,田中基晴

概要

インターネットプロトコル(IP)を用いた,お客さま情報伝送システムを開発し,2000年から稼動開始した。開発の眼目は,従来の伝送システムに比べシステムコストを削減すること,お客さま情報のセキュリテイを確保しつつお客さまのニーズに合わせた木目細かな運用を可能にすることの2点である。伝送路は光ファイバを用いた1×8,1×4のPDS(Passive Double Star)を採用した。また,開発の効率化を図るためにPDSに対応した伝送制御プロトコルを有する汎用ケーブルモデムを利用して実現した。今回採用したケーブルモデムの伝送プロトコルは,お客さまデータの収集を高信頼で実現できるように一定の伝送帯域を保証できるQoS(Quality of Service)機能を有するものとした。システムの運用開始後逐次端末装置の増設が進んでおり,所期の機能が実現できている。以下にお客さま情報伝送システムの構成及び装置概要を示した。


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