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古河電工時報 第113号

数値シミュレーションによるWDM励起ラマンアンプ設計とその励起パワー自動決定手法

藤村幸司,小栗淳司,中島 毅,江森芳博,並木 周,坂野 操

概要

ラマンアンプを設計する上で,その特性,すなわち,励起波長,励起パワー,信号パワー等が与えられた時,それに対する出力信号パワー,ラマンゲイン,雑音指数,multi path interference(MPI)等を数値的に予測する必要がある。更に,所定の諸特性を得るために必要な励起波長や励起パワーの値を得ることができれば,ラマンアンプの設計効率が格段に上がる。本報告では,まず,アンプ特性を見積もるための数値シミュレータについて説明する。次に,励起波長数を逐次増加していく構成のラマンアンプを提案し,この設計に,上記数値シミュレータを適用する。そして,最後に,所定の出力信号パワー,あるいはラマンゲインを得るために与えるべき励起パワーを予測する手法とその応用例について述べる。


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