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古河電工時報 第118号

フォトニック結晶線欠陥導波路の低群速度効果を用いたレーザと光増幅器

清田和明、喜瀬智文、丸山一臣、山中信光、中崎竜介、横内則之、馬場俊彦、水田栄一、渡邊秀輝

概要

フォトニック結晶とは屈折率が周期的に配置された構造体のことで,その中に周期を乱す欠陥を意図的に導入することにより導波路などの機能を付与することができる。フォトニック結晶の線欠陥導波路の特徴的な特性の1つとして,導波路中で光が進む速度が遅くなる低群速度効果が注目されている。低群速度効果を利用すると,ある距離を光が進むために要する時間が長くなるため,その間に受ける利得を増大させることができるとされている。本報告では低群速度効果による利得増大を利用したレーザ及び光増幅器を紹介する。


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