ページの始まり



古河電工時報 第123号

架空光エコクロージャ

海老澤勝、渡辺有一、天辰直樹、立石正樹、磯部竜也、羽村賢、神部幸昭

概要

光ファイバケーブルを撤去した残線等は産業廃棄物として焼却または埋め立て処理されている。この産業廃棄物の排出量削減及び再資源化を推進するため,東京電力殿と共同研究を行った。共同研究の成果の1つが「架空光エコクロージャ」である。架空光エコクロージャには大半のプラスチック部品に,「解体しやすいリサイクル対応光ファイバケーブル」からリサイクルしたポリエチレン及び市販品のリサイクルプラスチック材料とバージン材料とを混合したものが使用されており,リサイクルシステムの一端を担った環境配慮型のクロージャである。本稿ではマテリアルリサイクルに触れたうえで,架空光エコクロージャの主な開発概要や特長を紹介する。


ここからサブカテゴリメニュー

サブカテゴリメニューここまで


ページの終わり