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古河電工時報 第131号

Fukushima FORWARD Projectにおける送電システムの開発

藤井 茂、舘野祐二、富久田晃司、冨永康博、堀口規昭、中野博史、今 博之、籠浦 徹、山口卓見、榊原広幸

概要

世界第6位の排他的経済水域(EEZ)を誇る我が国の再生可能エネルギーの有力な候補である浮体式洋上風力発電を実現化すべく,経済産業省からの委託事業としてFukushima FORWARD Project(以下,本PJ)を進めている。日本を代表する各社がコンソーシアムを組み,当社は送電システムを担当している。ここでは浮体式に必須である,高電圧用ダイナミックケーブルの開発を中心に送電システムの開発状況を述べる。ダイナミックケーブルは,スタティックな海底ケーブルとは異なり,常に波浪などによる海中での揺れを受けており,耐疲労性の向上が開発ポイントであり,実用化に向けて浮体・風車と同様な寿命を実現することが目標である。


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